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派遣の登録会から就業開始までの流れ

派遣の登録会から就業開始までの流れ

はじめて派遣に登録するための準備とは?登録会の流れや、スキルチェックの出題例、登録してからお仕事スタートまでの一連の流れをレクチャーします。

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目次

2024年11月 | 派遣会社 厳選3社

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サービス名

派遣が初めての人におすすめ!求人数が多い「スタッフサービス」


派遣とは?仕組みや雇用契約はどうなってる?

人材派遣サービスは、1986年に施行された労働者派遣法によって始まりました。
人材派遣サービスは、派遣会社が仲介となり、労働者と人材を求める企業をマッチングさせるという仕組みです。
派遣の仕組み.
派遣社員として働きたいのであれば、まずは派遣会社に登録する必要があります。
派遣社員が出した条件と適正に合った企業を派遣先として紹介してもらった後、派遣先の企業の職場見学などを経て、就業することになるのです。
派遣社員の場合は、実際に働く派遣先の企業ではなく派遣会社と雇用契約を結ぶため、給与は派遣会社が支払います。

また、一口に派遣社員といっても「登録型派遣」「常用型派遣」「紹介予定派遣」の3種類があり、それぞれに特徴が異なるため注意が必要です。

「登録型派遣」の場合は、派遣会社に登録して派遣先の企業で働いている間のみ契約が成立しています。
そのため、契約期間が終了すると給与の支払いもなくなります。
一方、「常用型派遣」の場合は、派遣先の企業との就業期間が終わっても、派遣会社との雇用期間は継続するのが特徴です。
そのため、次の派遣先の企業が決まるまでの待機期間も給与は出ます。
さらに、「紹介予定派遣」とは、正社員として働くことを前提とした働き方です。
一定期間(最長6カ月)の就業期間を終えた後に、派遣社員と派遣先の企業双方の合意があれば、正社員して働くことになります。

派遣への登録がオススメの理由

派遣会社に登録して、派遣社員として働くことには多くのメリットがあります。ここでは、代表的な3つのメリットを紹介します。

希望に合った求人を紹介してもらえる

派遣会社に登録することで得られる最大のメリットは、自分の希望に合った求人を紹介してもらえることが多い点です。
「派遣労働」とは「派遣会社」と雇用関係を結んで、派遣会社が紹介する「派遣先」で仕事をするという働き方になります。

派遣会社に登録する際には、最初にこれまでの経歴やスキルについてインタビューを受けます。
それをもとにして、派遣会社と契約関係にある派遣先企業で必要とされている業務の中から、相性の合いそうなものをピックアップして紹介してもらえるのです。
このマッチングの仕組みによって、求職者自身の希望に合った派遣先が見つけやすくなります。

契約企業を多く抱えている派遣会社であれば多くの選択肢を持っているので、自分で就職情報サイトなどを使って探すより、細かい希望に合わせた就労先を見つけやすいのです。
また、就業日や就業時間帯が決まっている正社員に比べて、派遣社員のほうが比較的柔軟に働くことが可能になります。
たとえば、育児や介護に時間を割く必要がある人や、趣味の時間や勉強などとのワークライフバランスを重視した働き方を希望する人などにもおすすめの働き方といえます。

研修を無料で受けられることもある

派遣会社から仕事を紹介してもらうもう1つのメリットは、スキルアップのための研修を受けられる点です。
派遣会社に登録する際は、職歴のインタビューと同時にスキルチェックと呼ばれる働く上での能力の確認があります。
このチェックによって、客観的に自分の能力を見直すことができるのです。
そして一般的には、インタビュー時のスキルレベルに合った就業先を紹介してもらうことになります。
ただし、多くの派遣会社では登録者を対象にした研修などを無料で行っているため、そこでスキルアップして、条件の良い就業先を見つけることもできるのです。

たとえば、CADオペレーター職を希望している場合に、条件のよい就労先があり、自分が使い慣れていないアプリケーションが条件になっていたとします。
それでも、研修制度が充実している派遣会社であれば、諦めずに済むのです。
チャレンジする人にはきちんとしたサポートが提供されるため、やる気次第ではどんどんスキルレベルを上げていくことが可能といえます。
なお、研修は派遣会社の社内で行われる事が多いのですが、事務系の派遣が多い規模の大きな会社などでは外部の研修施設を使うこともあります。

そのような研修は、就業前でも就業開始後でも自分が必要と思うタイミングに受講可能なこと多いのですが、研修時間に対して給与が支給される会社もあるのです。
このような研修制度があれば、ブランクがある人でも安心して働き始めることができます。
働くのが不安という人でもスキルの面でサポートしてくれる研修サービスを有効活用しましょう。

研修が充実している派遣会社はこちら

仕事上の不安を相談できる

派遣社員の場合は、派遣会社に登録し派遣先に派遣されているため、派遣先の正社員とは所属が異なります。
派遣先とは雇用関係はないのです。
これは、派遣労働のもう1つのメリットといえます。
なぜなら、派遣社員は所属と派遣先が異なるので、何かあっても実際の職場と関係がない人に相談できるからです。
もし、正社員であれば悩みは自社内で相談する必要があり、仕事がやりにくくなる可能性がありあますが、その心配は派遣社員にはありません。

派遣会社に登録して就業を始めると、担当者が決まり、派遣会社の窓口になります。
担当者には、仕事をする上での悩みや働き方の相談を受け付けてくれます。
派遣会社によっては、働き方全般に関して相談できるカウンセラーを常駐させているところもあり、仕事上のさまざまな悩みや不安を解消できるサポートが期待できるのです。
仕事のブランクが空いてしまい不安な人や、家庭の事情などで働き方に制限がある人でも安心して働ける体制が整えられているといえます。


はじめて派遣に登録する準備とは?

派遣のお仕事を検索していて、ちょっと気になる求人を見つけたとき。
詳細をもっと知りたいな、と思ってクリックしてみると、派遣会社に登録をしないと情報が見られないということは、よくあります。
まだ、絶対派遣で働くと決まったわけじゃないし、派遣会社への登録はまだ先でもいいかな…派遣の登録って何が必要なのかよくわからないし、なんだか不安。

不安や緊張からなんとなく億劫に感じてしまって、後回しにしてしまうのは、よくあることです。
「いつかまとまった時間ができたら…」「本当に、どうしても必要になったらその時に…」と、なかなか派遣会社の登録予約ができないでいるという方も、少なくありません。
派遣の登録会のなにが、あなたを不安にさせるのでしょうか。

登録会の不安要素

当日何をするのか、よくわからない。
派遣の登録会って、どんな雰囲気?
登録会はどんな服装で行けばいいの?私服?スーツ?
スキルに不安があって、なかなか踏み出せない。
何をもっていけばいいの?持ち物は?
登録会ってどれくらい時間がかかるの?
話だけ聞いて、登録をせずに帰ってくることはできる?


派遣会社に登録してから実際にお仕事をスタートするまでの流れを学び、派遣の登録会に関する、様々な不安や疑問をひとつひとつ解消してみましょう。

派遣会社に登録する方法

派遣社員として働きたいのであれば、まずは派遣会社に登録しなくてはなりません。
登録方法は2種類あります。それぞれの特徴を紹介していきますので、自分に合った登録方法を選びましょう。
派遣会社に登録する方法としては大きく2つの方法があります。

派遣会社の登録方法

  • インターネットでの登録
  • 来社での登録


この段落では、具体的に派遣会社に登録をする方法について紹介していきます。

インターネットでのオンライン登録

本来は、直接派遣会社の担当者と顔を合わせて話せる登録会に参加するのが望ましいですが、人によっては都合がつかないという場合もあります。
忙しくて時間が取れず、派遣会社の登録会に参加できないこともあるでしょう。
そんな人におすすめなのが、WEB上でオンライン登録を行う方法です。

派遣会社へデジタルな方法で登録するには、インターネットやスマホアプリを使うとよいでしょう。
WEB上の登録も無料で行うことができます。
オンライン登録をする際は、派遣会社のホームページから登録するか、派遣会社のアプリから登録手続きをすることになります。
自宅のPCやスマートフォンから、氏名や住所、勤務時間や仕事を開始できる日など、基本的な希望を登録用フォームに記入します。
派遣会社の登録フォームに職務経歴を入力したり、顔写真や本人確認書類の画像をアップロードしたりすることで、登録を済ませることが可能です。
登録に必要な情報を入力したあとは、身分証明書をメールや専用のアップローダを使って提出できるケースが多いので、最後まで手続きをスムーズに進めていくことができます。

基本情報の登録が終わったら、履歴書を作成して提出します。
履歴書については、入力フォームに入力する簡便な方法もありますが、最終的には手書きで書いた紙の履歴書を、持参するか郵送することが必要な場合が多いようです。
派遣会社は、履歴書をもとに自社で登録している求人案件にマッチする企業の求人を探してきて提案することになります。

1社だけでなく複数の派遣会社に登録しても問題ありません。
むしろ、複数の派遣会社に登録したほうが希望条件に当てはまる派遣先の企業が見つかる可能性が高まります。

新規登録の手続きなど、多くの入力事項があるので少し時間はかかりますが、オンライン登録ならいつでも好きなときにできるので忙しい人も気軽に利用しやすいメリットがあります。
オンライン登録の所要時間は20~40分を見込んでおけばよいでしょう。

来社での直接訪問登録

すべての派遣会社では、派遣社員を希望する人たちに向けて無料の登録会を行っています。
派遣登録はデジタルな方法でも可能ですが、従来からのアナログな方法でも受け付けている派遣会社がほとんどです。

個人的にアポイントを取って来社するケースが多いのですが、派遣を希望する人を一斉に集めて行う登録説明会を定期的に行っている会社もあります。

また、平日の昼間だけでなく場合によっては夜間や土日も開催しているのです。
これまで派遣社員として働いた経験がない人は、登録会に参加することをおすすめします。
なぜなら、わからないことや不安なことがあれば、その場で質問して回答を得ることができるからです。
また、どのような派遣会社なのか、雰囲気を確認することができます。
登録会には、清潔感のある髪型でスーツ姿で参加しましょう。ただし、オフィスカジュアルでも問題ありません。
避けたほうがいいのは、派手な服やメイク、露出度の高い服です。


ちなみに、インターネットでの登録できる職種には日雇いなどが多く、また、詳しい情報を得たいのであれば来社での登録のほうがよいでしょう。
来社時には身分証や履歴書を持参して、担当者と顔を合わせて自分に合った仕事の相談ができます。
来社での登録の詳細については、次の段落で説明します。

派遣会社の登録から就業までの流れを知る

派遣社員として仕事を探すためには、まずは派遣会社に登録をすることが必須。
派遣会社に、あなたのお仕事の希望やプロフィールを登録する必要があります。
それを行うのが「登録会」と呼ばれる場です。

派遣登録に不安を感じるのは、全体像が把握できないからではないでしょうか。
登録予約をすると、次に何が起こるのか。登録会に参加する前に、何を準備する必要があるのか。

派遣会社に来社して登録する流れを順を追って、確認してみましょう。

【1】登録会に予約する

登録会の予約をする場合は、最初にホームページで好みの派遣会社を選んでおきましょう。
その後、ホームページ上の申込フォームや電話で登録会の申し込みをします。
大手の派遣会社のほとんどが「登録会」を主催しているので、登録の際にはそこに参加することになります。

派遣会社選びに迷ったらランキングをチェック

登録会(登録説明会)に参加するためには、基本的には事前予約が必要です。
WEBサイトや電話から、あなたの都合のいい日程の予約をして、登録会に参加します。

どの派遣会社も、登録会は無料で実施しています。
定員枠に余裕があれば、急遽、当日に予約を取ることも出来ますし、土日や平日の夜間にも説明会が開催されているので、働きながら次の仕事を探したいという方にも配慮されています。
あなたの都合の良い日程で、予約をしましょう。

おすすめは、スマホやPCで予約をし、同時に事前仮登録をすること。
登録会に参加する前にWEBサイトで仮登録を完了しておくと、登録会の当日、時間短縮になり登録までがスムーズになる派遣会社が多いです。

また、PCやスマホから登録会に参加予約をすると、前日までに、派遣会社から確認の電話がかかってくる場合があります。
当日の持ち物や服装など、不安な点はここで確認してもよいでしょう。

【2】登録会に参加し、登録手続きをする

登録会の服装は自由としているところが多いですが、相手に誠実さを表すためにも、当日はスーツやビジネスカジュアルで出かけましょう。
登録会当日の主な持ち物は、本人確認書類(保険証や運転免許証など)、履歴書、職務経歴書、印鑑、給料の振込口座がわかるもの(キャッシュカードや通帳)などです。
詳細は登録会によって違うので、出かける前に必ず確認しておきましょう。

登録会当日、予約した時間の10分前には到着できるようにしましょう。
派遣会社によって受付の雰囲気は異なりますが、歯医者やクリニックの受付の雰囲気を想像すると、イメージが付きやすいのではないでしょうか。
「〇時に登録会の予約をしている××です。」と伝えれば、スムーズ案内してもらえるでしょう。

登録会では、派遣会社に訪問して登録の手続きをします。
登録会では、派遣についての説明が行われたあと、参加者の経験・スキルや希望条件の登録、適性検査、スキルチェック、面談などを行います。
どの派遣会社でも専任のコーディネーターが1対1で参加者の希望などをじっくりと聞いてくれるのが特徴で、仕事や派遣に対する疑問や不安にも答えてもらうことができます。
聞きたいことがあるなら、登録会に出かける前にメモ帳などに質問したいことをまとめておきましょう。
登録会の所要時間は、2~3時間を見込んでおけば大丈夫です。
スキルチェックの項目や面談の内容によって、所要時間は前後します。

登録会の流れの4ステップを詳しく紹介します。

派遣登録会の流れ

(1)派遣の仕組みや説明を聞く
(2)プロフィールを登録する
(3)スキルチェックを受ける
(4)面談をし、登録完了

派遣の仕組みや説明を聞く

派遣雇用は、パートやアルバイト・正社員のような直接雇用とは違います。
派遣で働くためには派遣の仕組みを理解しておくことが大切です。
まずはじめに、派遣の仕組みの説明やお仕事の紹介から就業までの流れ・派遣社員として働く場合の福利厚生や社会保険についての説明があります。

説明のパターン

  • 一対一で説明を受けるケース
  • 複数に対して一人の担当者が説明してくれるケース
  • DVDなどの映像を見るケース


派遣会社によって、どのような形態で説明があるかは少しずつ違ってきます。
説明内容にわからないことがあれば、なんでも質問し、不安や疑問のないようにしましょう。

プロフィールを登録する

派遣会社の受付で登録に来たことを告げると担当者が出迎えに来てくれます。
そして、応接室などに案内され当日の手続きの流れなどの説明を受けます。
その後で、情報登録シートの記入を行うのが一般的です。
来社での登録のときに最初に記入する「情報登録シート」とは、希望の職種や勤務したい曜日・時間帯などの登録者の就労希望条件を明確にしておくための書類です。

プロフィールの登録は、履歴書の登録のようなもの。
あなたの生年月日や連絡先の登録はもちろん、これまでの職務経歴について・これからどんな仕事を探したいのか職種や業種の希望を登録します。
また、希望する勤務期間や、希望勤務開始日なども聞かれるでしょう。
ここに記載された希望の条件をもとに、派遣会社はマッチングする求人を探すことになるのです。
そのため、特別な希望がある場合は、詳細かつ正確に記入しておく必要があります。
また、登録会のあとに予定があったり、時間に制限があったりする場合には、始まる前にきちんと伝えましょう。

情報登録は、WEBで事前に入力して当日の手間を省略できるケースがありますので、確認しておくとスムーズです。
学歴や職歴などは、卒業年・勤務期間などの情報が必要なので、すぐに書けるようにメモをまとめておくと効率的です。

スキルチェックを受ける

登録の際、派遣会社が適正テストやスキルチェックを実施します。
登録会でスキルチェックを行う派遣会社は多いです。

スキルチェックでは、PC操作のテストを実施する派遣会社が多いです。
PCの入力の速さや正確性をチェックするタイピングのテスト・マイクロソフト社のExcel(エクセル)とWord(ワード)の問題が出題されることが一般的です。
表計算ソフトを使った簡単なテーブルの作成などもスキルチェック課題としてよく用いられます。
その他、「一般常識」「簡単な計算問題」「タイピングの早さと正確性」などを確認することが多い傾向です。

これは、それぞれの人が持つ適性を客観的にチェックするものです。
たとえば、PCに詳しいということであれば、PCを扱う実務能力がわかるテストを受けます。
CADオペレーター職希望であれば、簡単な作図課題が与えられ、時間内に正確にこなせるかどうかテストされるのです。
事務職希望であれば、ある長さの文章が印字された課題用紙が配布され、マイクロソフト社のWordなどを使ってタイピングのスピードと正確さを調べるテストなどがあります。

チェックやテストと言われると、不安に感じる方も多いかもしれません。
「どんな対策をしたらいいのか…」と悩んでしまうかもしれませんが、特別な準備や対策は必要ありません。
希望の職種やスキルのレベルに関係なく全員が受けるものなので、試験のように難しく堅苦しいものではありません。
スキルチェックは、あなたのポテンシャル(可能性)を引き出すためのものです。
このようなチェックの結果を参考にして、実務でのスキルレベルをマッチングに活かしているのです。

適性やスキルに合った派遣先の企業を探すために行うもののため、テストの結果は気にする必要はありません。
普段通り、リラックスして受けるとよいでしょう。

出題レベルの一例

▼タイピングテスト

  • 1分間に何文字入力できるかをチェックする。
  • また、別途テンキー(数字)のテストがある場合もあります。

▼Excel(エクセル)テスト

  • データを入力し、グラフを作成する。
  • SUM、VLOOKUP、COUNTなどの関数を使って計算する。

▼Word(ワード)テスト

  • 文書を作成し、空白や行間を整える。
  • 文書の中に図や表を挿入する。


その他、計算問題や一般常識(一般教養)問題、ビジネスマナーなどのテストがある場合も多いです。
漢字の読み書き・計算問題・目上に人に使う敬語などの問題が一般的で、マークシート式の簡単な問題が多いようです。
このテストの結果で派遣先が決まるわけではないので、リラックスして臨みましょう。

他にも、希望する業種によっては、ヒアリングなどの語学力チェックもあるでしょう。
また、専門職種を希望する場合には、業界に関する専門知識を問うテストがある場合もあるようです。

個別面談後、登録完了

情報登録シートやスキルチェックが終わると、それをもとにした、面談となります。
登録会の面談は、1対1で実施されるカウンセリングで、合否を判定する面接ではありません。
派遣会社の担当者は、あなたに仕事を紹介するかどうか見極めているわけではありません。
あなたにはどんなお仕事が向いているのかを考えたり、受け答えのコミュニケーションができるかどうかをみたりしています。

登録会の面談は、あなたがどんな職場を希望しているのかを伝えるための、大切な時間です。
面談で「落とされる」ことはないので、しっかり話して伝えることが大切です。

面談をする相手は、派遣会社のコーディネーターです。
あまり緊張しすぎず、これまでの職務経験や、派遣でやりたい仕事や職種・勤務可能な時間など、希望や要望をできるだけ詳しく具体的に伝えましょう。
希望条件について直接担当者と話すことで、より詳細なマッチングのための情報を引き出すタイミングです。

面談は、専任のコーディネーターがつき1対1で行われるケースが多いため、周りの目を気にせずじっくり話すことが可能です。
どのぐらいの給与を得ることができるのかをはじめ、残業の有無、休暇取得など、気になる点は遠慮せずに聞くようにしましょう。
具体的に条件を提示しておくほうが、希望条件に合った派遣先の企業を紹介してもらえる可能性が高まります。
職務経歴や適正、スキルなどをコーディネーターが総合的に見極めたうえで、派遣先の企業を探してくれます。

面接の際のポイントは、不明な点をしっかり聞いておくことです。
わからないことには曖昧にせずに「わからない」と答えて、一般的にはどうなのか逆に質問して情報収集するくらいでもよいでしょう。
なお、派遣の面談では人物の雰囲気やマナーについてもチェックされます。
人に話を聞くときの態度や言葉遣いなどには注意して面接に望みましょう。

担当者が実際にみているポイントについて元派遣会社営業担当者に聞いたインタビュー記事もご覧ください。

派遣会社のコーディネータは、希望の派遣先に就労することができるまで、キャリア相談に乗ってくれたり、希望する条件の見直しをすすめてくれたりするなど、さまざまなサポートをしてくれるので、ここで味方に付けておきましょう。

登録会に参加したからといって、必ず登録しなければならないわけではありません。
登録するかどうかはその場で判断することができます。
話を聞いたうえで納得できたら登録、納得できなければ登録せずに帰ってしまってもかまいません。
また次の派遣会社を探せばよいだけのことなので、無理に登録にこだわらなくても大丈夫です。
話に納得できた場合は、その場で登録を済ませることができます。
派遣会社の中には、すぐに条件の合う仕事を紹介してくれるところもあるので、その日のうちに派遣先が見つかる可能性もあります。
もちろん、すぐに仕事が必要ないという人は、先に登録だけ済ませておけば、仕事を探す必要はありません。

その場でいい仕事が見つからなかった場合でも心配は無用です。
その場合は、派遣会社のホームページから求人一覧を見てみましょう。
事前に登録を済ませておかないと見ることのできない非公開求人もたくさん見られるようになっているので、帰ってからゆっくり求人を探すことができます。


担当者に業種や労働条件などの希望を伝えておけば、希望の仕事が見つかり次第、すぐに連絡をくれるので手間がかかりません。
こだわりの条件があるなら、ミスマッチを防ぐためにも、できるだけ細かく丁寧に伝えておきましょう。

【3】お仕事選び

「早く仕事を始めたい!即日スタートできる職場が知りたい!」という方もいれば、「いい派遣先が見つかれば、働きたい」という方もいるでしょう。

すぐに仕事を始めたいなら、派遣会社に急いでいることを伝えましょう。
求人案件を多く扱っている派遣会社であれば、条件に合う仕事を面接日当日に案内されることが一般的です。
登録会の時点であなたに最適な仕事が見つかれば、その場でお仕事を紹介してもらえることもあるのです。
また、事前に、WEBのお仕事検索で気になる職場があった場合には、登録会の面談のときに伝えてみましょう。
登録会に参加したその日に、お仕事が決まるというケースは少なくありません。

その場でお仕事を紹介される以外には、後日、電話やメールでお仕事の紹介が届くようになります。
在職中の場合は、派遣会社からの電話に出られない時間帯もあるかもしれませんので、電話がつながりやすい時間帯を事前に伝えておいた方がよいでしょう。
提示された案件の就労条件に納得できるようであれば、派遣会社からの派遣スタッフとして話を進めていくことになります。
なお、求職活動を急いでいる場合でも、条件についてはよく検討してから返事をすることをおすすめします。
案内された案件については、具体的な企業名は伏せられていますが、業種・業態や時給などついて書かれた「求人シート」がもらえるはずです。
自宅で落ち着いて検討するときの参考資料として使うとよいでしょう。

【4】派遣先の決定

希望の派遣先が見つかれば、エントリーすることになります。
ただし、必ずしも派遣先の企業を紹介してもらえるわけではありません。
人気のある企業で複数応募者がいる場合は、社内選考に通過しなくてはならないのです。
社内選考に合格して、初めて派遣先の企業で職場見学を行うことができます。
実は、派遣法によって派遣先の企業が選考することは禁じられているため、登録者の学歴・職歴などは派遣先の企業に公開されません。
また、派遣先の企業は面接を行うこともできないのが特徴です。


【5】顔合わせ・職場見学

希望通りのお仕事が見つかり、紹介された求人案件への就労を希望する意思が固まったら、派遣先(実際の職場)との「顔合わせ」がある場合が多いです。
これは、お見合いのようなもので、派遣先企業側としてもどのような人が来るのか気にしています。
派遣会社によっては「職場見学」「会社訪問」などと呼ぶ場合もあります。

登録者も、いきなり働くのは不安があります。
そこで、職場見学と銘打って双方の顔合わせを行う機会があるのです。

職場見学では、企業の採用担当者から業務内容を聞きます。
そして、登録者に業務を行うことができる能力があるのかをチェックし、採用のミスマッチを防ぐようにします。

この顔合わせは、派遣先が、あなたをチェックする時間ではありません。
あなたを採用するかどうかの審査ではないので、リラックスして向かいましょう。

とはいえ、顔合わせ時の態度には気を付けましょう。
建前は顔合わせとなっていますが、その日の振る舞い次第では話が無かったことになる可能性もあるのです。
逆に、派遣スタッフ側も企業の担当者やオフィスの雰囲気などをよく観察する必要があります。
第一印象でイメージがよくないと感じたら、思い切って断ったほうがよいことも多いからです。
いずれにせよ、分からないことがあったら、その場でなるべく聞くようにして、好印象で終えられるのがベストといえます。
派遣会社での面接と同じように、最低限のマナーと礼儀に注意しましょう。

顔合わせのときにチェックしたいこと

  • 就業条件は、事前に聞いていたものと違いがないか。
  • 任されるお仕事の内容は、あなたの希望に合っているか。
  • 職場環境・職場近隣の環境などを確認し、問題がなさそうか。


もちろん、突然あなた一人で行くことはありません。
職場見学には、派遣会社のコーディネーターが付き添ってくれるため、安心です。
派遣会社の担当者が同行し、あなた・派遣会社の社員・派遣先の担当者の3者で面談を行うケースがほとんどです。

顔合わせ(職場見学・会社訪問)は、あなた自身が、職場を見極める時間です。本当に自分の希望通りの働きかたができる環境なのかを、しっかり確認するための時間とも言えるでしょう。

そこで、双方納得がいけば就労開始となり、初出社日を迎えるわけです。

顔合わせは、職場の雰囲気を感じられる大切な機会。
もちろん、実際に働いてみないと気が付かないことは多々あるかもしれませんが、この顔合わせでいかにギャップを少なくできるかどうかがスムーズな就業スタートにつながります。
気になる点があれば、納得がいくまでしっかり質問しましょう。

【6】就業スタート

職場見学の後、派遣会社が登録者に対して働く能力があると判断し、登録者が派遣先の企業で働きたいと希望すれば、就業開始になります。
職場見学をしたからといって、派遣先の企業で働かなくてはならないということはありません。
双方の合意が必要であるため、登録者が合わないと判断すれば断ることは可能です。
ちなみに、職場見学は行わなくても問題ありません。
あくまでも、登録者が希望するときに行われるものです。

顔合わせを終えて入社が確定すると、派遣会社と正式な手続きとして派遣労働についての契約書を交わします。
なお、契約書は派遣会社と派遣スタッフそれぞれが記名捺印したもの2部作成し、それぞれ1部を保管しておきます。

就業開始日が決まれば、いよいよお仕事スタートです!
初出社の日がくると、派遣先企業に出向いて実際に働き始めることになります。
当日は、派遣会社の営業担当と待ち合わせて、派遣会社の担当者に派遣先の担当者との挨拶まで同行してもらえるのが一般的です。

派遣会社の営業担当は、あなたがスムーズにお仕事を始められるようにしっかりサポートしてくれる心強い味方です。
安心して頼りましょう。


初日は、出社時刻より早めに派遣会社の担当者と待ち合わせして向かうことになるため、出勤時間には特に注意しましょう。
通勤に使う交通機関で、朝の混雑や遅延しやすい路線を使うのであれば、早めに行動するほうが安心です。
なお、初日の印象は、雇用の安定しないといわれる派遣にとって重要といわれています。
必要以上に緊張する必要はないのですが、意識して行動することをおすすめします。

派遣会社の役割は、あなたに職場を紹介するだけではありません。
就業が決まったあとも、あなたが仕事しやすい環境を作るためのサポートがあります。

お仕事やスキルアップに関する相談もできますので積極的にキャリアにつなげていきましょう。

登録~仕事が始まるまでにかかる期間は1週間から1ヶ月

派遣会社に登録してから派遣先の企業で働くまで一般的には、1、2週間から1カ月程度かかる傾向です。
求人に即日可能と記載されている場合は、登録日の翌日から10日以内に就業できる仕事のことを指します。
就業までの期間に差があるのは、どこの派遣会社に登録するのかをはじめ、派遣先の企業の求人の状況、時期などが左右するからです。
また、希望条件を妥協したくない場合は、派遣先の企業を探すのに時間がかかることもあります。
さらに、いくら働きたいと希望しても、採用までこぎつけることができない可能性も否めません。

仕事探しを開始するタイミングは、希望する就業開始日から逆算して考えるといいでしょう。
複数の派遣会社に登録を早めに済ませておくことは、「派遣先の企業を探したい」と思い立ったとき、すぐに行動に移すことができるためおすすめです。


登録についてのいまさら聞けない素朴な疑問

派遣の登録について調べてもいまひとつよくわからないけれど、今更聞けない基本的な疑問についてお答えします。

なぜ登録が必要なの?

派遣社員として働くには、派遣会社への登録が必要不可欠です。
どの人材派遣会社でも、登録をしなければ仕事を紹介してもらうことができません。
派遣会社では登録の前に、コーディネーターが求職者から希望職種や業務経験、希望の勤務地や条件などについて詳しく聞き取りを行います。
より満足度の高い仕事に就けるようにするのが派遣会社の目的なので、登録する前にヒアリングを行うことは非常に大事な作業です。
登録後は求職者のキャリアやスキル、希望職種、勤務日数・勤務時間帯、希望する勤務地などのより詳細なデータを作り、求人のデータをマッチングさせることによって、ミスマッチを防いでくれます。

すぐに働けなくても先に登録だけできる?

登録だけ先に済ませて、すぐに働き始めなくていいという点も、派遣の魅力の一つです。
先に登録だけしておいて転職の際のつなぎとして使ったり、ときどき短期の仕事を入れたりという使い方をしている人も中にはいます。
いつ働けるようになるかがあらかじめわかっている場合、そのことを登録時に伝えておけばタイミングのいい仕事が見つかる可能性もあるので、自分の目的に合わせてうまく使いこなしてみましょう。

複数の派遣会社に登録していいの?

複数の派遣会社に登録しても全く問題はありません。
一つの派遣会社に絞って登録するよりも、複数の派遣会社に登録したほうが、より良い仕事を見つけられる可能性が高まったり、同じ仕事でよりよい条件が見つかったりする場合もあります。
また複数登録すれば、自分との相性や強みなど、それぞれの派遣会社の特性を有効に利用することも可能です。
登録は無料なので、将来の選択肢を増やすためにも、なるべく2社以上に登録しておきましょう。

ただし、あまり多く登録しすぎると、管理しきれなくなる可能性があるので注意が必要です。
紹介される仕事の時期が重なってしまうリスクもあるため、多くても2~3社くらいまでの登録にとどめておきましょう。
担当者との信頼関係を損なうことがないように、他の派遣会社にも登録していることは、登録の際に各派遣会社の登録担当者に正直に伝えておいてください。

登録か仕事決定までで注意しておきたいポイント

この段落では、派遣スタッフとしての登録から仕事が決まるまでのプロセスで、とくに注意しておきたい3つのポイントを紹介します。

派遣登録を拒否されるケースもある

派遣会社に登録しようとして登録会に参加した場合でも、条件によっては全員が登録できるわけではなく、拒否されるケースこともあります。
派遣登録を拒否されるケースには、主に次のような理由があります。
1つ目は、派遣会社で扱っている案件に対して、スキルやキャリアが不足しており、当てはまる求人がないと判断された場合です。
これは需要と供給の問題なので、時期を改めるか、他の派遣会社を探しましょう。
2つ目は、年齢など会社側が設けている基準をクリアしていないと判断された場合です。これは基準の問題なのでしかたありません。
3つ目は、自社の派遣スタッフとして派遣するとトラブルにつながりそうと判断された場合です。
登録会での立ち振る舞いには充分に注意しましょう。

気持ちよく働くため派遣会社選びは重要

自分の希望に合った求人を探したり、スムーズな仕事の紹介が受けられるかどうかは、派遣会社によるので、登録する会社はよく考えて選びましょう。
また、同じ派遣先でも派遣会社によってスタッフの時給が異なったり、そもそも福利厚生が異なったりするケースは珍しくありません。
このような条件面からも派遣会社選びは大切なのです。
そのため、派遣の仕事を探すときには、複数の派遣会社を比較しながら自分に合ったところを見つけるようにしましょう。


派遣会社は仕事の紹介後も重要な役割を持つ

登録から仕事の紹介に至るまで、派遣会社は求人を紹介する役割を持ちます。
この役割は、派遣先での就労を始めた後は、派遣スタッフと派遣先を結ぶ重要なパイプに変わるのですが、いずれも重要といえます。
一旦、派遣先での業務が始まってしまうと忘れがちなのですが、雇用契約を結んでいるのは派遣会社です。
仕事を紹介されたら終わりではなく、派遣先を移るなどの将来のことを考えて信頼関係を築いておきましょう。
具体的には、派遣会社の担当者との連絡を欠かさないことです。

派遣登録の流れを理解して派遣社員としての一歩を踏み出そう!

自分の希望に合った仕事や働き方が実現できる派遣社員を希望する人が増えています。就業中はもちろんのこと、就業する前から派遣会社がしっかりサポートしてくれることも派遣社員で働く魅力の一つになっているのでしょう。

派遣社員として働くためには、まずは派遣会社に登録することが必要です。
働きたいと思っていても、自ら行動を起こさなければ、条件の良い求人情報はやってきません。
とりあえず登録してみるだけでも、派遣として働く大きな一歩になります。最初は話を聞くだけでもいいので、とにかく行動を起こすことが大切です。
まずは派遣会社比較サイトを覗いてみて、好みの派遣会社のHPまで行ってみましょう。

そして、同じ仕事であっても、派遣会社によって就労環境や福利厚生に差があったり、給与条件が異なることがあったりするため、複数の会社を比較する工夫も必要になります。
この記事で説明した一連の流れを把握したうえで、自分の希望する仕事を紹介してもらえるよう努力しましょう。

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