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銀行の事務に転職したい!未経験から目指すにはどうすれば良い?

銀行の事務に転職したい!未経験から目指すにはどうすれば良い?

銀行や金融機関の事務職には、どうしても「お堅くてハードルが高そう」「経験者じゃないと無理なのでは?」といったイメージが付きまといます。そのため、そうした仕事に興味があるけれど敬遠してしまうという人も多いでしょう。この記事では、そうした人々に向けて「銀行事務」「金融事務」といった仕事について、仕事内容から給料のことまで詳しく解説していきます。

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目次

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銀行の事務にはどのような仕事があるの?

一口に「銀行事務」といっても、銀行の事務にはさまざまなポジションがあり、それぞれ異なる仕事をこなしています。
そのため、銀行事務の仕事を知るにはどんなポジションがあるのかを学ぶ必要があります。
ここでは、銀行事務の各種ポジション5つを紹介していきましょう。
近年、銀行業務は経費削減や効率化のためにAIが導入が進んでいますが、まだまだ人でなければできないことがたくさんあり、求人や仕事がへっているという事実はありません。

窓口事務

主に銀行の窓口に来る顧客の対応を行うポジションです。銀行の仕事の中でももっとも身近なものだといえるでしょう。
通称「テラー」とも呼ばれます。
主な仕事内容は預金の入出金処理や振り込み、税金の納付をはじめとする各種支払い、口座開設などの手続きや各種申込書類の処理などです。
毎日たくさんの顧客がさまざまな要件で窓口を訪れるため、迅速かつ適切に業務を処理していく能力が求められます。
また、顧客からの質問に対応したり、保険や投資信託についての問い合わせにも対応しなくてはいけないので、専門知識も必要です。
こうした能力を求められることもあり、窓口業務では経験者を募集することが多いようです。
未経験者に対しては、2~3カ月間の研修が行われます。

後方事務

銀行窓口の後方に控え、書類や伝票のチェック、端末へのデータ入力、ファイリング、電話応対といった業務を行うポジションです。
いわゆる「裏方」に位置するポジションなので、基本的に窓口事務のような顧客対応を行うことはありません。
さまざまな仕事の場でペーパーレス化が進んでいますが、銀行では未だに紙媒体の書類が多く使われています。
そのため、後方事務の仕事の中でも書類のファイリングが特に大きな比重を占めているのです。
また、入力作業では顧客の住所・氏名をはじめとする無数の個人情報を取り扱います。
そのため、間違いなく入力できる正確性が必要です。
後方事務の経験があるとファイリングの仕方や書類の種類がわかるので、経験者は重宝されます。
銀行での勤務経験がなくても、データ入力業務の経験があればそれを生かせるでしょう。

融資事務

融資部門の事務職です。
主な仕事は融資関連の申請書類のチェックやファイリング、融資や保証のための期日やスケジュール管理、不動産担保などについての各種手続き、融資希望者の与信審査関連の業務などとなります。
主要な仕事となるのは与信審査です。
融資を希望している顧客の返済能力を調べるために、申込書や関連書類をチェックして与信審査を行い、担当者から承認を得ます。
また、返済が滞った顧客に対して催促を行うことも重要な業務です。
融資事務では融資や担保についての専門知識が求められます。
融資業務特有の専門用語や法律に関する知識、さまざまな決算書を理解するための知識が必要なので、実際に融資事務として働いている人もこの点には苦労しているようです。

銀行センター事務

銀行の各支店で働く事務職とは別の、銀行本部にある銀行センターでの事務職です。
銀行センターには、各支店からたくさんの書類やデータが送られてくるので、これを処理するのが銀行センター事務の主な業務となります。
仕事内容は一般的な事務作業が多く、書類の仕分け、伝票記入、資料作成、PC入力、各種手形の処理、税金の収納業務などです。
主要な仕事は入力作業となり、裏方の仕事なので電話応対はあまりありません。
ここでも、仕事を新しく覚える手間が省けるので経験者が優遇されやすいですが、未経験者の募集も行われています。
銀行センター事務の作業は、一度覚えてしまえばあとは同じ作業の繰り返しが多いです。
そのため、未経験であってもいったん入ってしまえば、問題なく仕事を行うことができるでしょう。

コールセンター

銀行のコールセンターにて顧客対応を行う業務です。
仕事内容は、発信業務と受信業務に分かれます。
発信業務は、主に既存の顧客への各種商品案内やお知らせを案内する仕事です。
受信業務は、新しく口座を開設する顧客からの問い合わせや、各種手続きに関する質問などが主要な業務となります。
また、問い合わせがあった内容をPCに入力する作業もあります。
さまざまな質問や問い合せに対応するのがコールセンターの業務ですが、必ずしも金融についての専門知識が必要というわけではありません
手続きのやり方や画面の操作方法についてはマニュアルがあるので、それに従って応対すれば問題ないでしょう。
ただし、商品やサービスについて案内を行う際には、当然それらについての知識が求められます。
また、生命保険や投資信託について案内する場合には資格が必要になることもあるので注意が必要です。
銀行の仕事ってお客様と話しているイメージが強かったけれど、裏方の仕事の募集も多いのですね。
銀行の仕事は多岐にわたっています。未経験者は裏方の方がおすすめですよ。

銀行事務の仕事に就くには資格が必要?

銀行や証券会社の事務職には、法律や金融に関する高度な専門知識や資格が必要であるイメージがあります。
しかし、実際には就職の時点ではそうした専門知識や資格を持たなくても問題ありません。
金融機関によっては、就職後に各種資格を取得できるように支援してくれるところもあります。
しかし、やはり就職時点で何らかの資格を持っていれば、後々有利になることは間違いありません。
そこで、ここでは銀行や金融機関での事務に役立つ資格を紹介していきましょう。
市販のテキスト、通信講座講、社会人向けスクールなどを活用して合格を目指してください。

金融系の専門資格

金融系の専門資格は、顧客へ提供するサービスや金融機関を案内する窓口業務を志望している人に有利な資格です。

証券外務員資格

金融系の専門資格として代表的なものは、証券外務員資格です。
金融商品取引業務を行うために必要な資格で、取得のためには金融商品に関する専門知識や法令対応などの理解度が求められます。
日本証券協会が開催している外務員試験に合格することで取得でき、登録が完了すれば外務員として活動できるようになります。
一種外務資格試験と二種外務資格試験があり、出題範囲は同じですが、難易度が違います。
合格率はそれぞれ60%台なのでしっかりと勉強して臨みましょう。
試験日は月曜日から金曜日まで毎日行われています。
インターネットや電話で申し込みをし、クレジットカードなどで受験料9880円(税込)を支払って予約しましょう。
試験会場は各都道府県にあり、予約から最短5日後に受験できます。
一度不合格になってしまった場合、30日間は受験資格がありません。
(参考)


銀行業務検定

他にも、銀行業務検定もあると便利でしょう。
銀行業務検定協会が運営している資格です。
金融機関で働くのに必要な知識を問う資格で、業務の種類によって細かく分かれています。財務、法務、税務、外為、融資渉外など36種があります。
その中でもとくに財務、法務、税務、外為があると有利です。
試験日は3月、6月、10月の年に3回あり、受験料は3,300円~で、科目によって変動します。
2級と3級は出題範囲が同じですが3級はマークシートのみ、2級は記述問題ありです。
難易度は大きく変わらず、合格率もそれぞれ30%前後になります。
しっかりと勉強をして臨まなければなりませんが、3級を受験せず、いきなり2級からチャレンジしても大丈夫です。
(参考)


金融窓口サービス技能士

金融窓口サービス技能士は一般社団法人金融財政事情研究会が運営する資格です。
窓口担当者のスペシャリストを表しています。
1級から3級までありますが、2級の受験資格は3級合格者なのでまずは3級合格を目指しましょう。
試験は筆記だけでなく、実技もあります。
試験は5月下旬と1月下旬の年に2回、受験料は学科3,800円/実技4,000円(非課税)です。
3級の合格率は学科が40%台、実技は60~80%となっています。
(参考)


ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャルプランナーは日本FP協会が運営する資格です。
節約、税金、投資、住宅ローン、不動産、教育、老後、相続など幅広いお金のエキスパートを表しています。
取得すると銀行業務だけでなく、自分のライフ計画でも役立てられるでしょう。
1級から3級までありますが、2級は3級に合格しないと受験資格はありません。
試験は1月、5月、9月の年に3回あります。
受験費用は学科試験/3,000円、実技試験/3,000円です。
合格率は40%台なのでしっかりと勉強して臨みましょう。
(参考)


事務系の専門資格

金融事務への就職を希望するなら、事務系の専門資格は持っておくと必ず役に立ちます。

日商簿記検定

まず、事務資格の基本である日商簿記検定はあるといいでしょう。
できれば3級より2級があるとより有利です。
日商簿記検定は商工会議所が運営する資格です。
経営活動を記録・計算・整理して経営成績と財政状態を明らかにすることができます。
1級から3級、簿記初級、原価計算初級があり、2級以上ならばかなり就職に有利です。
試験は6月、11月、2月の年に3回あります。
受験料は3級が2,850円、2級が4,720円(税込)です。
合格率は3級が50%前後、2級が20%前後になります。
(参考)


MOS(Word・Excel)

また、データ入力業務にはパソコンを使用します。
加えて、金融事務では毎日大量のデータを処理していかなくてはいけないので、正確性とスピードが求められます。
MOS(Word・Excel)といったオフィス系の資格もあるといいでしょう。
一般レベルは必須として、Excelはエキスパートレベルの技量が求められます。
MOSはマイクロオフィススペシャリストです。
Word、ExcelのほかにPowerPoint,Access、Outlookもあります。
毎月1~2回あり、受験費用は9,800円~11,800円(税別)です。
合格率は非公開ですが、操作に慣れている人であればそれほど難関ではないと言われています。
(参考)


国際会計検定

他には、国際会計検定などもあるといいでしょう。
国際会計検定(BATIC)は商工会議所が運営する資格です。
英語での会計処理能力を測る検定試験で、日商簿記検定の英語版ともいえます。
国際会計検定は合格・不合格ではなく、点数によって受験者の能力を定める方式です。
スコア300以上だと外資系の銀行に勤める時には特に有利となるでしょう。
試験は7月と12月の年に2回実施され、受験料は5,400円です。
(参考)


宅地建物取引士資格

意外に役立つ資格としては、宅地建物取引士資格があります。
不動産に関わる法律や税金の知識は金融事務でも役に立つので、この資格も有用なのです。
宅地建物取引士試験は一般財団法人不動産適正取引推進機構が運営する資格です。
毎年10月に試験があり、受験費用は7,000円になります。
合格率は15%程度なのでしっかりと準備して臨みましょう。
合格率は低いですが、職場によっては資格手当を出しているところもあります。
(参考)


どの資格も難しそうです……。うーん、MOSくらいだったらできるかしら?
難易度が高いからこそ、価値があるとも言えますよ。銀行業界で働いていきたいと思うならば目指して損はありません。選択肢が広がりますよ。

銀行事務に適性がある人ってどんなタイプ?

さまざまな仕事がそうであるように、銀行事務にも向き・不向きがあります。
では、銀行事務の仕事に向いているのはどのような人なのでしょうか。
ここでは、銀行事務の適性について解説していきます。

細かい作業が得意で几帳面な人

銀行事務では、当然毎日金銭を取り扱うことになります。
また、大量の個人情報やデータ、書類の仕分けも必須技能となります。
そのため、細かい作業が得意な人、几帳面な人はそうした作業に向いているといえるでしょう。
銀行事務の仕事には、正確さはもちろんのこと、大量の仕事を的確に処理するためのスピードや丁寧さも求められます。
細かい作業が得意で几帳面な性格であれば、そうした作業も苦にならずにこなしていけるでしょう。
また、金融事務で取り扱うたくさんの書類やデータには間違いがあってはいけません。
そのため、データや書類の内容は細かいところまでチェックしなければいけません。
そこでも、几帳面な性格の人ならやっていけるでしょう。

計算が得意な人

当然のことですが、銀行事務では日常的にお金や数字を扱うため高い計算能力が求められます。
そのため、計算が得意な人は銀行事務の場で活躍できるでしょう。
もちろん、計算が早いだけでなく正確さも必要です。
銀行の窓口は午後3時に終了となりますが、その後は現金勘定が合っているかどうかの確認作業が行われます。
ここで正確な計算ができると銀行事務では大いに役に立つでしょう。
また、こうした現金の確認作業は窓口を開けているときも行われますので、現金の計算能力は銀行業務のさまざまな場面で必要になる能力であるといえます。
こうした作業はほぼ毎日繰り返すものですが、その際にただ手で数えるだけでなく、自分の頭も使って計算するように習慣づけると、計算能力の向上が図れるでしょう。

コミュニケーション能力に長けている人

銀行事務の仕事は、事務作業だけをしていればいいというものではありません。
ほかのスタッフと各種の業務の確認作業を行わなくてはいけないので、やり取りが円滑にできるコミュニケーション能力も要求されます。
特に銀行では、ひとつの場所で作業が完結することはほとんどなく、他の部署や上司、同僚への報・連・相は必須です。
その際に、スムーズに情報のやり取りができれば、それだけ全体の流れもスムーズになりますし、間違いもなくなるでしょう。
また、銀行事務でコミュニケーションを取るのは同僚や上司だけではありません。
窓口業務であれば顧客対応も行うことになりますので、丁寧な言葉づかいや所作、柔軟な対応ができる人なら銀行事務の仕事に向いているといえるでしょう。


几帳面で数字に強くてコミュニケーション能力に長けている人が向いているのですね。
銀行事務はお客様の財産を扱う業務だから正確さと信頼が不可欠なんです。

銀行事務のやりがい・身につくスキル

銀行事務で働くことのやりがいやスキルはどのようなものがあるのでしょうか?

お金や経済を身近に感じる

銀行事務の仕事をすることによるやりがいとしては、お金や経済の流れを身近に感じられることが挙げられます。
社会の根底を成している経済の流れに触れられることに大きなやりがいを感じる人は多いようです。
また、銀行事務の仕事の場で得られた金融や保険などの知識は、自分の生活にも生かすことができます。

達成感がある

銀行事務では、お金だけでなく各種の個人情報をはじめとする重要な情報を取り扱うことになります。
そのため、その責任は非常に大きなものです。
当然、そうした仕事は簡単なものではありませんが、責任重大な仕事をみごとやり遂げたときの達成感を大きなやりがいとして挙げる人も少なくありません。
  銀行事務はお堅い仕事というイメージでしたが、人の生活に密接にかかわっているんですね。
現代社会においてお金や銀行と無縁で生きることはできません。銀行事務を通して自分のお金の使い方を見直したり、社会貢献している実感を得たりできますよ

派遣社員として銀行で働くメリット

派遣社員として銀行で働くとどのようなメリットがあるのでしょうか?

アクセス良好

多くの銀行は駅近などアクセスが良好です。
「最寄駅から徒歩20分」や「1時間に数本しかないバスに乗って~」などということはあまりありません。
通勤が楽なのが魅力です。
繁華街に職場がある場合も多いので、ランチや帰りの寄り道なども楽しめます。

時給がいい

銀行事務は事務職の中では時給が良い傾向にあります。
仕事の密度は高いですが、しっかりと稼ぎたい人はやりがいを感じるでしょう。

カレンダー通りの出勤・残業無し

正社員の場合は休日出勤もありますが、派遣の求人はほとんどの場合カレンダー通りの出勤です。
土日祝日は休みになります。
また、銀行は残業の多い業界ではありますが、派遣社員の場合は8時台に出勤、17時台に退社で残業はほとんどありません
銀行の仕事に興味はあるけれど、休日出勤や長時間の残業はちょっと……という人は直接雇用ではなく、派遣がおすすめです。
扶養内の求人もあります。

経験が生かせる

銀行事務は未経験者でも就くことができますが、経験者は特に歓迎されます。
銀行事務の仕事は大変ですが、一度覚えてしまえばどこに行っても基本はそれほど変わりません。
契約満期や引っ越し、出産などを経ても経験を生かして働き続けられます
それだけでなく、銀行事務で培った経験は銀行以外の事務仕事でも重宝されるでしょう。

オフィスカジュアルなオシャレを楽しめる

銀行にもよりますが、服装は制服ではなく、オフィスカジュアルを指定しているところが多いです。
ノースリーブなど露出が多いファッションや派手な髪、ネイル、アクセサリーなどは避けるべきですが、オシャレを楽しみやすい職場と言えるでしょう。
お気に入りのブラウスやカーディガンなどを着て仕事をすればモチベーションも上がります。
  銀行事務は『華やかなOL』って感じですね!
もちろん、華やかなだけではありませんよ。でも、水が合う人は長く働ける業界です。

銀行事務のデメリット、大変なところ

銀行事務経験者の口コミで特に目立った大変なことや辛いことについてまとめてみました。

責任重大

銀行事務では、毎日大量のデータを処理し、大きな額のお金を取り扱うことになります。
当然、楽な仕事ではありません。銀行事務の大変さと言えば、代表的なものはその緊張感です。
重要な個人情報やお金を取り扱う仕事のため、少しのミスも許されません
仕事中は常に張り詰めた緊張感の中で、たくさんの仕事をこなさなくてはならないのです。
また、銀行事務は多種多様なデータや書類を取り扱います。
そのため、正確さやスピード、丁寧な作業などたくさんのスキルが求められる仕事です。

常に勉強が必要

さまざまな分野の専門知識が必要なのも銀行事務の特徴です。
さらに、法律や商品はどんどん新しいものが出てくるので、それに合わせて常に勉強し、自分の知識をアップデートしていかなくてはいけません。
正社員ではなく、派遣であっても業務が終わった後も家で勉強の日々になりがちです。
「職場以外では仕事のことを考えたくない」という人には大きな負担となるでしょう。

コミュニケーション能力が問われる

コールセンターでの業務もなかなか大変です。
千差万別の問い合わせに対して正確かつ柔軟な応答が求められるので、高いコミュニケーション能力が必要です。

人間関係が複雑

銀行で働いている人達の雇用環境はさまざまです。
正社員だけでなく、パート、契約社員、様々な会社からの派遣社員などが働いています。
従業員は様々な銀行を渡り歩いてきた人も多いので「前の銀行ではこんなことしなかった」「〇〇銀行ではこんな伝票はあり得ない」などといったいざこざも生まれやすいです。
同じ業務に携わっていても時給が違うことも多く、それが不満や嫉妬に繋がるケースもあります。
女性従業員が多いので女社会故の難しさとも無縁ではいられません。
銀行を辞めたり、辞めたいと言っていたりする理由で多いのが人間関係です。

とにかく忙しい

忙しい支店の窓口業務の場合、とにかく慌ただしいので分からないことがあっても回りに助けを求めにくいです。
初心者は慣れるまで苦労するでしょう。
トイレに行く暇もなく、昼休憩も10分程度でご飯を掻きこむ人もいます。
銀行では経費削減に伴う人員削減が進んでいますが、業務自体が減ったわけではないのでテキパキと仕事をこなしていかなければなりません。

監査やモニターにピリピリ

モニターとは覆面調査のようなもので、身だしなみや言葉使い、受け答えなどをチェックしたり、資産運用の説明をチェックしたりします。
モニターは定期的に来るので、誰が対応するのかでモメたり、一般客よりも優先したりなど禍根を残しやすいです。

ノルマがある

銀行によっては正社員でなくてもノルマが課せられることがあります。
ノルマという名称は使わなくても「目標」「努力目標」などの名目で存在し、クレジットカードやカードローン、インターネットバンキングの契約などを勧めなければなりません。
ノルマ達成のために自腹を切ったり家族や知り合いにお願いをしたりする人もいます。
派遣社員の場合はノルマやペナルティを課せられることはほぼありませんが、ピリピリした空気にさらされるなど、全くの無縁とは言えない場合も多いです。
酷い場合は派遣の担当者に相談をしましょう。

上下関係がキツイ

銀行は支店長の権威がとても大きい職場です。
支店長のタイプによっては高圧的だったり思いつきで従業員を振り回したりする場合もあります。
支店長とは別にお局様が存在する銀行も少なくありません。
働きにくいと感じたら無理をせず、別の派遣先を探すのも1つの手です。
派遣サーチを使えばたくさんの求人情報が得られるので、自分にピッタリの銀行も見つけやすいですよ。

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銀行事務は大変なことも多いのですね。
銀行ごとにカラーがあります。友達は最初に派遣された銀行はメモを取る暇もない程忙しくて続けられませんでしたが、次に紹介された銀行ではしっかりメモを取ったり見返したりする時間が取れ、長く続けていますよ。

銀行事務の気になる年収・時給はどれぐらい?

銀行事務の給料は、正社員なら平均年収は390万円程度、派遣社員なら平均時給は1300円前後となっています。
パート・アルバイト枠なら平均時給は900円前後です。
派遣社員の給料分布では、1,495〜1,624円の水準がもっとも広くなっています。
これらの数値は地域によっても異なり、銀行事務の給与水準が最も高いのは関東エリアで、その中でも東京都がもっとも高く、1603円となっています。
逆にもっとも低いのは沖縄県で、1001円という数字です。
他の一般的な事務職と比較すると、給料はやや高めとなっているでしょう。
時給1300円、8時間勤務、月20日出勤の場合は1300×8×20で、月収208,200円になります。
銀行は時給とは別に交通費を支給している職場も多いですよ。
銀行は事務職の中では時給が高いのですね。
そうですね。正確さや責任感が求められ、仕事の密度が濃い分高めに設定してあることが多いです。事務職で稼ぎたい人はチャレンジしてみましょう。

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未経験からでも銀行事務を目指せるの?

銀行事務の募集では、やはりどうしても経験者のほうが優遇される傾向にあります。
しかし、未経験者がまったく採用されないというわけではありません
ただし、未経験者可の応募であってもそれなりのスキルや経験が求められることがあるので、募集要件はしっかり確認しておきましょう。
大半の銀行事務では、事務の経験があることが必須条件であったりPCでの情報処理スキルが求められるので、事務経験やデータ入力作業経験があれば有利でしょう。

未経験者は裏方事務がおすすめ

また、未経験者の場合は窓口業務よりもデータ入力や後方事務などの裏方作業のほうが採用されやすい傾向にあります。

派遣会社の研修を受けよう

派遣会社が行っている派遣社員向けの研修を受けましょう。
パソコン初心者のための基本的なOAスキルなどは各派遣会社が定期的に開催しています。
銀行ではパソコンを使う機会が多いので自信がないという人はこの研修を利用しましょう。

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長期派遣や紹介予定派遣の求人も多い

銀行業務は複雑なので短期の募集はほとんどありません。
一度採用されたら長期的に安定して働くことができます。
紹介予定派遣の求人も多いので正社員職を探している人にもおすすめです。
中途採用や新卒ではなかなか難しい銀行事務も、紹介予定派遣ならば職場環境を良く知ったうえで入行できるチャンスがあります。
銀行事務というと窓口業務のイメージが強いけれど、未経験者は裏方がおすすめなんですね。
未経験者だからと言って銀行事務を諦める必要はありませんよ。

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銀行事務の面接に受かるための対策とは

銀行事務の面接対策は、他の業種の一般的な面接対策とはそう大きく変わりません

服装

服装は黒や紺などのモノトーンの色味のスーツが望ましいでしょう。
メイクはナチュラルで清潔感のあるものにしておきます。
ネイルはナチュラル系のものが好ましいです。

志望動機

事前に、なぜ銀行事務を志望したのかという志望動機をしっかりまとめて、それを面接ではっきり言えるようにしておきましょう。
未経験者は、銀行事務に生かせそうなスキルや自分の性格をアピールするようにします。
また、面接官から聞かれそうな質問を事前にシミュレーションしておくことも大切です。
細かいことですが、面接ではよく「御社」という言葉を使いますが、銀行の場合は「御行」になります。
エントリーシートや職務履歴書に書く場合は「貴行」です。
志望動機で迷ったりどんなことを聞かれそうか分からなかったりするときは、派遣会社の担当に相談しましょう。

銀行の志望動機例

銀行事務未経験者の場合

私は〇年~~〇年まで商社の一般事務で働いてきました。office系のソフトは一通り使えます。
御行は預金や積立などでお世話になっております。これまで身に着けたスキルを活かしたいと思っております。

銀行事務経験者の場合

私は銀行の窓口業務に〇年携わってきました。
前職は出産を機に退社しましたが、子育てがひと段落したので再び働きたいと思い、応募しました。
今まで培ったスキルを活かし、貢献したいと思います。


基本は普通の企業の採用面接と同じですね。
そのとおりです。清潔感と誠実さを大切にしてください。
銀行事務は様々な可能性が開ける魅力的なお仕事!
これまで述べてきたように、銀行事務の仕事は決して楽な仕事ではありません
しかし、金融に関する専門知識やスキルが身につくというメリットもあります。
また、ファイナンシャルプランナーなどさらなるキャリアアップを目指すこともできるでしょう。
未経験なら、後方事務の募集を探すのが有効です。
求人には正社員だけでなく派遣やパートもあるので、自分の働き方に合った雇用形態の求人を探してみましょう。
銀行事務の仕事はお堅いイメージがありましたが、生活と密接した仕事なのですね。
向き不向きがありますが、水が合えば資格取得をしたり経験を積んだりしてステップアップしていくことができますよ。

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みんなが選ぶ!派遣会社4つのポイント

どの派遣会社が良いんだろう?イマイチ決め所が分からない!そんな時は、他の人が決め手にした派遣会社のポイントを参考にしてみましょう♪

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