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大学の事務で働きたい!派遣で勤務することのメリット・デメリットを紹介!

大学の事務で働きたい!派遣で勤務することのメリット・デメリットを紹介!

事務といえば、一般的な企業での事務職が想像されがちですが、実は派遣の仕事の中で人気の高い事務職といえば、大学での事務なのです。人気の高さの理由は、大学というユニークな職場ならではのたくさんの魅力があるから。そこで今回は、派遣として大学の事務で働く際のメリット・デメリットの両方を詳しくご紹介していきます。

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目次

2024年10月 | 派遣会社 厳選3社

大学の事務は派遣で働くことができる?

そもそも、派遣で大学の事務として働くことはできるのでしょうか。実は、大学の事務職として働く人のほとんどは正社員ではなく、派遣やアルバイトが担当しているケースが多いため、間口の広い仕事といえるのです。大学という職場柄「専門的な知識が必要なのでは?」と不安に思われる方もいるかもしれませんが、教員免許など特別な資格を取得する必要はなく、一般企業の事務と同じように働くことができます。

しかし、大学の事務は派遣で就くことができる仕事の中でも上位の人気を誇る仕事のため、人気が高い分、応募倍率も高くなっており、就業のチャンスを得るのは簡単なことではありません。

派遣で大学の事務で働くメリット

派遣として大学の事務で働くメリットには、下記が挙げられます。

メリット1:ノルマがない

ひとつ目のメリットは、一般企業で求められるような売り上げノルマや成績が存在しないことです。そのため全体的にのんびりとした雰囲気の職場が多く、ストレスを感じずリラックスして仕事に取り組むことができる人が多いようです。日々、忙しさに追われるのではなく、マイペースかつ着実に仕事を進めたいという方にとっては、大学の事務は精神的なゆとりを持って働くことができる最適な仕事といえます。

また、事務スタッフは基本的にはどの大学にも、ある程度ゆとりをもった人数が配置されています。入学前のシーズンなど特別な時期は一時的に電話対応などで忙しい場合もありますが、たくさんの学生をカバーするだけの人材は確保されているため安心です。

子どもを持つ女性にとって働きやすい環境・雰囲気である点も大学の事務の大きな魅力です。急な子どもの発熱などで突然休まなければならなくなった場合などでも、ノルマに追われる一般企業とは異なり、休みが取りやすい環境にあるといえます。

メリット2:残業がほぼない

大学の事務には残業がほぼ発生せず、ほとんど毎日定時で帰ることができます。そもそも、大学が開いている時間が決まっているため残業が当たり前の環境ではないこと、ノルマがなく残業するほど仕事を抱えなくて良いことがその理由として挙げられます。もちろん、サービス残業や早出の必要もなく、必要であればその都度有給を使うことも可能。そのため仕事とプライベートを両立させやすく、決まった生活リズムで毎日を過ごしたいという方にはおすすめの仕事です。

しかし、日中に「電話対応に追われて事務作業ができなかった」「来賓対応をしていて授業で使う資料の用意が間に合わなかった」などのイレギュラーが発生した場合には、1時間程度の残業が発生する可能性もあります。それでも平均して月3〜4時間程度と、一般企業とは比べものにならないくらい残業が少ない職場であることは間違いありません。

メリット3:長期休みがある

大学が夏休み(8〜9月の約40日)や冬休み(12〜1月の約2週間)の長期休暇に入ると、おのずと大学職員も長期休暇を取得します。社会人になれば、このような長期休暇を取得するのは難しいため、貴重な夏休みや冬休みがあることは、大学に勤める人ならではのメリットといえます。休暇の期間はそれぞれ2週間以上あるので、家族や友人と旅行へ行ったり、後のキャリアのために勉強したりと、有意義な計画を立てることができます。

派遣社員としてしっかりと働き、その分たくさん給料をもらいたいという方には、長期休みの期間内でもお盆の数日以外は出勤可能な大学もあります。派遣の働き方に配慮したシフトを組めるフレキシブルな環境が整っているもうれしいですね。

メリット4:アピアランスに厳しくない大学が多い

アピアランス(ビジネスシーンにおける服装や身だしなみ)に厳しくない大学が多いことも、大学の事務として働く上で魅力的なメリットといえます。大学の事務は、一般企業のように取引先や顧客を相手にするのではなく、日々接するのは同じく大学職員や学生たちです。服装自由の学生を相手にする仕事のため、アピアランスを特別厳しくする必要がないことから、職員も服装自由であることが多いようです。毎日、堅苦しいスーツやジャケットを着用する必要がなく、自分の体調や気分に合わせて服装を選ぶことができれば、より快適に働くことができますね。

ただし、大学によっては服装をオフィスカジュアルスタイルに定めているところもあります。規定が厳しい大学なら学生の模範になることを念頭に置いた服装が求められることも。しかしその場合も、過度に派手な服装や髪型ではなく、社会人として一般的なファッションをしていれば特に問題はありません。アピアランスが不安だという方は、就業をスタートさせるときにはいったんオフィスカジュアルの装いを選び、職場の雰囲気や周囲の人の服装を見ながら徐々に雰囲気を掴んでいけば、安心して働き始めることができるのではないでしょうか。

派遣で大学の事務で働くデメリット

派遣として大学の事務で働くデメリットには、下記が挙げられます。

デメリット1:給料が安い

デメリットのひとつとしては、大学の事務は一般企業の事務より給料が低いケースが多いことが挙げられます。一般的には時給1000~1500円あたりが多く、何か資格を持っているから、仕事ぶりが評価されたから、などの理由で給料が上がることも少ないようです。昇給を目指せる仕事ではないため、より高い給料を求める方には大学の事務は不向きといえます。

デメリット2:長期的に働くことができない

派遣で大学の事務として働く場合、長期的に勤務するのは難しいということも考慮しておかなければなりません。派遣の場合には基本的に約3年の契約期間があり、その性質上、契約が終了すればその後は収入がゼロになってしまいます。時には嘱託社員として直接受け入れる大学もあるものの、それもほとんどが3〜5年以内の契約となっています。

デメリット3:キャリアアップは見込めない

派遣での大学の事務は、昇給が望みにくい点と同じく、キャリアアップを目指すことが難しい点もデメリットといえます。仕事内容が楽と言われ量も少ない分、スキルを磨くチャンスが多くありません。また、のんびりとした雰囲気が魅力的である反面、どんどん昇格していくような職場でもありません。派遣として大学の事務で働く人の多くが「仕事が楽」とする一方で「自分のキャリアアップやスキルアップに繋がるものがない」と述べています。

家庭がある、子どもがいるなど、ワークライフバランスをしっかりと整えたい方には良い職場だといえますが、社会人としての将来が長い20代の方、バリバリ働いて稼ぎたいという方には、デメリットの方が大きくなってしまう可能性があります。

デメリット4:働けない期間がある

大学の事務は、基本的に学生に合わせたスケジュールで働くことになるため、夏休みや冬休みといった長期休暇中は働きたくても働くことができない場合があります。例外もありますが、長期期間中の大学の多くは職員も一斉休暇となったり、10~16時の時短勤務に変更されたりするケースが多いようです。

派遣の場合、正社員のように月給制の給料ではないため、働くことができない期間が発生すると給料が大幅に減ってしまうことになります。「毎月決まった額の給料を得たい」「お金を貯めたい」という方にとっては、もどかしい状況に陥ってしまうかもしれません。

大学の事務における主な仕事内容

大学の事務における主な仕事内容は下記の通りです。

受付・来客対応

学内の職員室、庶務課、総務課などに配属されて業務を担当します。大学を訪れる入学希望者や保護者の用件を聞いたり、申請を受け付けたりします。大学に来る来賓の対応やお茶出しなども業務の一部です。

電話対応

配属された部署にかけられる電話の対応や担当部署への取り次ぎを行います。入学希望者が授業料を確認したり、一般の人が学内で開催される講演の日程を聞いてきたたりと、問い合わせ内容は多岐にわたります。しかし、受け答えのテンプレートが用意されていることが多いため、安心して仕事に臨むことができます。

郵便物の仕分け作業

大学には日々、数多くの郵便物が届けられます。大学によっては仕分け棚があり、そこで各部署や教授に届くよう振り分けます。

履修登録の確認作業

授業の履修登録は学生が自分で行いますが、履修の確認作業、打ち込み、振り分けなどは事務の仕事となります。

学生への対応

入学、退学、休学など、在籍する学生の学籍状況を管理をします。単位の取得、学費の納付に関する状況の管理も含まれる場合があります。学生の申請に応じて、在学証明書、卒業証明書、卒業見込み証明書といった各種証明書も発行します。その他、奨学金をはじめとする各種手続き関係のアドバイス、学生寮に関する相談など、学生からもさまざまな問い合わせを受けます。窓口業務にもマニュアルが用意されていることが多いようです。

願書の確認

入学試験を実施する際には、全国から多数の願書が届けられます。その他、学生募集関連の仕事としては説明会やオープンキャンパスの企画・実施などもあり、開催当日の案内などの業務を担当することもあります。

教職員の出退勤管理、非常勤講師の日程調整

教職員の勤怠管理のほか、給与計算や採用に関する仕事も含まれます。

消耗品の発注作業

職場で使用するオフィス用品の管理・発注のほか、授業で使用する教材の管理や発注も業務の一部です。在庫を自身でチェックしたり、教授からの要望に応じて業者に必要量を発注したりします。

会議資料の作成

学内の会議で使う会議用資料を作成したり、PR用のパンフレットやWebサイトの作成・運営に携わったりすることもあります。

その他の業務

一般企業での事務と同じく、郵便物の発送、各種書類の作成やファイリング、データ入力といった業務も大学の事務において発生します。事務経験のある方はスキルを存分に活かすことができるでしょう。

一般的に教務事務、経理、人事など複数の部署がこれらの業務を役割分担して担当しているため、一人で全ての業務をこなさなければならないというわけではありません。

受験シーズン、履修登録時期、文化祭やその他イベント時には仕事が増えて残業が発生したり、休日出勤を依頼されたりする可能性があります。

派遣で大学の事務仕事を行うために必要なスキル

派遣で大学の事務として働くために特別なスキルは必要ありません。しかし最初に述べた通り、人気の職種で常に応募倍率が高いため、持っていると有利なスキルは存在します。

基本的なビジネスマナー

大学といえども、働く際には一般企業と同じく社会人としての常識やマナーが欠かせません。来賓応対を行う場合もあるため、マナーに関する資格を持っていると採用の際、有利に働くことがあります。前職でそうした経験がある場合は、面談の際にアピールしましょう。

語学力

どの大学にも世界各国から日本を訪れた多数の留学生が在籍しており、最もサポートする機会が多いのがこうした留学生です。大学によっては英語、中国語、韓国語などを話せる外国人スタッフが事務員として働いているケースもありますが、英語やアジア圏の語学を話せる方は重宝されるでしょう。人気の職種のため採用のハードルが高い大学の事務において、語学が堪能な方は強いアピールポイントととして採用に繋がる可能性があります。

パソコンスキル

一般事務と同様、大学の事務も日常的にパソコンを使用します。求められるパソコンスキルはあくまでも大学によって異なりますが、一般的には下記のレベルでパソコンを使うことができれば問題ないようです。

・エクセル→各種関数を使って簡単な表ができるレベルのスキル
・ワード→会議資料や送付状、礼状の作成、封筒の手差し印刷などができるレベルのスキル

ただし、資料を作る際には元となるテンプレートに従って入力することがほとんどです。自分一人だけで一から難しい資料を作るというシチュエーションはほぼありません。

大学での事務は独自の魅力がたくさんある!

大学の事務として働くメリットは、ご紹介した以外も「毎日、心地良いキャンパスで過ごすことができる」「オフィス街に比べて格段に安い学食を食べられる」「文化祭をはじめとした学内の行事に関わることができる」など、大学という職場ならではのものが多数あります。

人気の仕事の分、競争率も低くはありませんが、これから大学の事務を目指す方はビジネスマナーや語学力といったスキルを磨き、厳しい選考を勝ち抜いてくださいね。

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