目次
2024年11月 | 派遣会社 厳選3社
サクッと読める!ポイントまとめ
◆パートと派遣社員の違いは雇用主。時給が高く就業中のフォローがあることが派遣社員のメリット
◆「年齢の壁」は、これまでのキャリアが裏目に出ていることが一因かも?
◆40代が派遣先を見つけるためには「自分の適性を知る」「謙虚さを大切にする」「条件の変更に柔軟に対応する」
◆紹介予定派遣では面接アリ。実務経験のアピール方法とヒューマンスキルで採用を勝ち取ろう
◆仕事探しをスムーズに進めるには、40代の紹介に強い派遣会社を選ぶことも大切
◆40代は自分のスキルや適性の客観視が重要!前向きに仕事探しをしよう
派遣に年齢制限はあるの?40代では厳しい?
「派遣で働きたいけど、年齢制限はあるの?」
「派遣で働くには、私の年齢はもう限界…?」
「仕事を探したいけど、この年齢で採用してもらえるのか心配」
派遣で働くことに興味はありつつも、年齢に関する疑問や不安を抱えるアラフォー女性は多く、派遣に年齢制限があるのかどうかが気になるという方は多いようです。
実際の派遣求人情報を見てみると、"年齢不問"や"40代以上が活躍中"という文字も見かけますが、その実態は、どうなっているのでしょうか。
「派遣」と「年齢制限」の真実に迫っていきます。
年齢が高くても未経験でもOK!派遣の登録に制限条件はなし
結論から言うと、派遣会社の登録には、年齢制限はありません。派遣会社には、40代でも50代でも登録することが出来ます。
また、年齢以外にも派遣社員になるための制限はなく、性別、学歴や職歴、資格、スキルなどの条件で派遣会社への登録を断られることはありません。
働きたいという意志があれば、誰でも無料で登録することができます。
派遣会社に登録する際には、まずプロフィールや職歴、希望条件などを提出します。
その後、主にPC操作についてのスキルチェックを行い、派遣会社の担当者(コーディネーター)と面談というのが一般的な流れです。
面談は実際に1対1で話をする場となるため、どれくらいの年収を希望しているかや、将来的なキャリアについてどう考えているか、もちろん年齢に関しての不安などについても相談できる貴重な機会です。
こういった情報をもとに、ひとりひとりに合わせた仕事の紹介や、研修のアドバイスなどもしてもらえます。
現在では、この一連の流れをすべてオンラインで行う派遣会社も増えており、自分の都合に合わせて登録ができるため便利です。
気負うことなく、まずは登録することから始めましょう。
40代の働き方はパートが人気?派遣とパートの働き方の違い
例えば40代で主婦の人が仕事を探す場合、最もポピュラーな働き方はパートかもしれません。
しかし求人をよく見ると、パートとほとんど同一の業務内容で派遣社員の募集が行われていることもあります。
同じような仕事を行う場合、派遣かパートかといった雇用形態によって何が違うのかを押さえておきましょう。
派遣社員とパートの大きな違いは雇用元
派遣社員とパートは、仕事を探す側から見て混同されることが少なくありません。
実際のところどちらも「非正規雇用」であり、「給与が時給制」という点は共通しています。
しかし、この2つの働き方では「雇用元」が異なり、そのために待遇面でさまざまな差が出てきます。
まず、派遣社員は「派遣会社」に登録し、雇用契約を結ぶシステムです。
派遣の仕組み図
そして派遣会社の紹介で就業先(派遣先)が決定し、与えられた仕事で働きます。
その際、業務内容についての指示を出すのは派遣先企業の役目ですが、給与の支払いや社会保険の加入などは派遣会社から受けることとなります。
一方、パートは職場となる企業から直接雇用されている雇用形態であり、給与ももちろん、雇用元企業から受け取ります。
一般的に、同じ業務内容での募集であっても、パートに対しては企業が一から教育を行うのに対し、派遣社員はあらかじめスキルをもった即戦力として期待されていケースが多く、その分時給が高く設定されている傾向があります。
派遣とパート、いずれの待遇が上とは一概に断定できません。
当人の事情によって働きやすさは変わるからです。
ただし、すでに経験やスキルを持った人が仕事を探す場合に「その能力を高く買ってもらえる」という観点では、派遣に分があると言えるでしょう。
就業中のフォロー面でメリットがあるのは派遣社員
パートと派遣社員では、就業環境への対応面でも差が出てきます。
もしも業務内容や給与面など、就業中に疑問や不満を覚えた場合のことを考えてみましょう。
このような時、パートなら、自ら雇用主の企業に対し行動を起こす必要があります。
気軽に相談できる人がいたり、要望をざっくばらんに伝えられるような文化の企業であれば問題もありませんが、必ずしもそうとは限りません。
「交渉が難航したら、雇用先との間に溝ができてしまうかも…」などと、悩みが1つ増えてしまう可能性すらあります。
一方、派遣社員は不満を覚えた時点で派遣会社の担当者に訴えるのが基本です。
そして、派遣会社が派遣先との間に入って業務内容を調整したり、給与を交渉したりしてくれます。
派遣会社の担当者は交渉事のプロとしてとても頼りになりますが、対企業としての
交渉だけでなく、働く悩みの相談に乗ってもらうこともできます。
特に人間関係やスキルアップなど、誰に相談していいか迷うことを話せる相手がいるというのはとても心強いものです。
常に派遣会社が伴走してくれることにより、就業中の不安やストレスが軽減されることは、派遣社員の大きなメリットであるといえるでしょう。
なお、派遣会社によってはスキルアップのための無料研修を行っています。
充実した福利厚生や研修制度によりキャリアを後押ししてもらえるということも、見逃せないポイントです。
派遣で活躍するアラフォーが増えている!
残業が少ない職場で働きたい。
派遣労働者実態調査
正社員のように会社に縛られたくない。
限られた時間でバイトよりも稼ぎたい。
自分の時間を大切にしたい。
理想のライフスタイルを叶えるために、「派遣で働く」という選択をする人が増えています。
派遣社員は、アルバイトやパートよりも時給が高く、正社員で働くよりも自由な条件で仕事を選ぶことができ、しかも派遣会社によって仕事探しから就業中までさまざまな面でフォローしてもらえます。
派遣は、現代に合った"自由な働き方"のひとつです。
派遣社員の数は年々増加しており、アラフォーの派遣社員も少なくありません。
厚生労働省
厚生労働省の「派遣労働者実態調査」によると、派遣で働く人の年代のうち、40代の割合はもっとも多く29.9%。
また年次での推移を見ても、女性を中心に40代の割合はどんどん増えています。
40歳代派遣社員の本音。求人に「年齢の壁」は実在する?
これまで見てきたように、派遣社員の登録に年齢制限はなく、また実際に派遣社員として活躍する40代も少なくありませんが、一方で「40代になると派遣の仕事を見つけるのは厳しい」と感じている人がいるのも事実です。
今はほとんど聞かれなくなりましたが、かつては<35歳を過ぎた女性は、派遣の求人が極端に少なく、仕事を見つけるのが困難になる>という意味の「派遣35歳定年説」がまことしやかにささやかれた頃もありました。
現代、派遣の仕事に「年齢の壁」は存在するのか、実情をひも解いてみましょう。
まず大前提として、雇用機会均等法により、企業が人材を採用する際に年齢を理由に合否を決定することは禁じられています。
また、派遣法第26条では、企業が派遣社員を受け入れる場合に、労働者を選考し特定する行為が禁じられています。(紹介予定派遣を受け入れる場合を除く)
つまり<年齢を重ねていることのみが原因で仕事に就くのが困難>ということは、基本的にはないと考えられるでしょう。
派遣社員の場合、求人を見て応募したい案件が見つかると、まずは派遣会社内の社内選考にエントリーします。
そして、複数の派遣社員が手を挙げていれば派遣会社内での社内選考が行われ、通過した人が派遣先企業に推薦されるという流れです。
では、この派遣会社内での選考はどのような基準で行われるのでしょうか。
派遣会社の立場で大切なことは、企業が求めている人物像とマッチする人を紹介するということです。
そのためにスキルや人間性などを総合的に判断されることになりますが、例えば就業先が20代ばかりの職場であれば、やはり同年代の方がなじみやすいだろうと考えられたり、また<新しい知識を柔軟に吸収してくれる人が欲しい>というニーズがあれば、まだ社会人経験が少なく先入観のない人が向いていると考えられることもありうる話でしょう。
そういった意味では、年齢が選考に影響するという側面は確かに存在するということになります。
だからと言って、それは必ずしも40代が不利な理由にはなりません。
逆のパターン(年齢層が高めの職場なら…など)も同様に考えられるためです。
それよりも40代の派遣社員が気にすべきことは<これまでの経験やスキルがかえってアダになっていないか>という点ではないでしょうか。
多くの職場を経験してきた40代となると、条件の良い案件を見る目も肥えていますし、以前の職場と比べてどうかなど、自分の中の基準も確立されている人が多いようです。
それは悪いことではありませんが、求める条件が多くなりすぎると、当然あてはまる案件は減ってしまいすし、好条件の案件は競争率も高くなります。
これらのことも踏まえ、40代がスムーズに仕事を見つけるためのテクニックを解説していきます。
40代が派遣先を見つけるテクニック<心構え編>
どの年齢でも言えることですが、やはりすんなりと仕事が見つかる人はそれなりの努力をしていたり、仕事探しのコツが自然に身についているようです。
以下、特に40代が派遣先を見つけるために、すぐに意識できるテクニックをご紹介します。
自分に合う職場を知る
仕事を探すときに自分の希望条件はもちろん大切ですが、あくまでも企業とのマッチングなので、企業側の希望も重要であることを忘れてはいけません。
スムーズに就業先を見つけ、就業中も職場で信頼されている人の特徴の1つに「自分に合う職場を見極めることに長けている」ということが挙げられます。
仮に、40代の女性が未経験ながらやってみたい仕事を見つけ、その案件には「未経験OK」と書かれていたとします。
もちろん提示されている内容は嘘ではないはずですが、企業としても未経験から仕事を教えるのであれば、その先長く働いて還元してくれる人材を求めるのは当然のことでしょう。
仕事を見つけるのが上手な人は、こういった案件にはこだわらず、すぐに他を探す切り替えの早さも持っています。
反対に、やはり40代の女性が長らく事務の仕事をしてきて、今度は心機一転、別の仕事につきたいと考えたとします。
しかしよく考えてみれば、長く事務の仕事が務まったということは、自分の適性に合った仕事であり、長期間働いた分スキルも磨かれているということ。
<経験者が優遇される事務職の案件>が当人にとって有利になることにはすぐに気づけるでしょう。
心機一転のためには勤務地を変えたり、業界をガラリと変えたりといった方法もあります。
このように、自分を客観視できる冷静さと、企業のニーズをくみ取れる洞察力の高さは、ビジネスシーンでも大きな武器となります。
検索で仕事を探す場合には「40代が活躍している」というワードを目印にするのもおすすめです。
派遣会社と信頼関係を築く
派遣社員にとって、派遣会社との信頼関係を築くことはとても大切です。
なぜなら、実際に仕事を紹介してくれるのは派遣会社の担当者であり、担当者が「信頼して仕事を任せられる人」という印象を持っていれば、当然企業にも紹介されやすくなるからです。
そしてこの点は、これまで積み重ねてきたコミュニケーションスキルや社会人マナーが活かせるため、経験の多い40代がリードしやすいポイントでもあります。
派遣社員が派遣会社に対して自身をアピールする上で、大切なのは熱意とビジネスマナーです。
特に気を付けたい場面として、なかなか就業先が決まらない時期のことを考えてみましょう。
仕事探しが滞ってしまうと無収入の期間もできてしまいますし、どうしても焦ったりイライラしたり、そういった不満を誰かにぶつけたくなるのが人情です。
しかし、ここで不満をそのまま派遣会社の担当者に訴えるのは考えものです。
そもそも派遣会社の担当者は派遣社員の強い味方であり、マッチングする仕事を見つけるべく日々頑張ってくれています。
これはうわべの話ではなく、担当者としても就業させた案件数が報酬に関わってくるので当然とも言えるでしょう。
その担当者に「どうして仕事が決まらないのか」という苛立ちをぶつけても解決にならないばかりか、「物事がうまくいかない時に前向きな考えを持てず不満ばかりいう人」という印象を持たれてしまう可能性もあります。
そういう人材では企業にも紹介しづらいためますます仕事が見つからないという、悪循環に陥ってしまうかもしれません。
派遣会社との信頼関係は、日頃からコツコツ積み重ねていくべきものですが、特にピンチの時こそ人間の本性が表れやすく、その分冷静さや的確な判断力を示すことのできるチャンスであると覚えておいてください。
親しみやすさや謙虚さを大切にする
派遣社員にとっては「人間性」も大きなアピールポイントです。
特に、40代の派遣社員は親しみやすさや謙虚さも重視してみましょう。
就業後は、年下の上司や先輩に囲まれて働く可能性も十分にあります。
その際、プライドが高く横柄な態度をとったり、素直に指示を受け入れられないような人は、就業しても長く続かなかったり、トラブルを起こしたりしがちです。
逆に、年齢を重ねていても「新しい職場に適応していきたい」という謙虚さが見える人や、豊かな経験がありながらも偉そうにせず親しみやすい雰囲気の人は、職場になくてはならない人として重宝されます。
派遣会社がどちらの人材を企業に紹介したいと思うかは、言うまでもないでしょう。
40代が派遣先を見つけるテクニック<条件編>
仕事探しをスムーズに進めるためには<希望条件の変更に柔軟に対応する>ことも考えましょう。
洞察力を活かして「自分には合わないな」と思う案件はどんどん切り捨てていくことが重要な一方で、希望条件の間口は広めにとっておく方が、良い結果につながることが多いようです。
そのためにも、40代は「絶対に譲れない条件」と「譲ってもいい条件」をハッキリさせておくことが大事なテクニックとなります。
以下、譲歩することで就業につながることの多い条件について解説していきます。
人気の高い職種や業界は避けてみる
人気の高い仕事に応募すると、当たり前ですがライバルが多いため、派遣会社の社内選考を通過するのが困難になります。
「倍率が高くてもこの仕事にこだわりたい」という強い熱意があるのは素晴らしいことですが、その場合には仕事探しが長期戦になることは覚悟しなくてはなりません。
そもそも、どんなに人気の職種や業界に入っても、実際に働く職場が自分に合っているかどうかはまったく未知数です。
そうであれば、<大企業だけでなく中小企業も検討する><誰もが応募したいと思うような案件はあえて避け、募集数の多い案件を紹介してもらう>などの方法をとってみると、社内選考に通りやすくなるでしょう。
40代はこれまでの職場経験や人生経験を活かせるという大きな強みがあります。
むやみに妥協するという意味ではありませんが「職場がどこであれ、ご縁のあった場所で自分なりにうまくやっていく」くらいの心構えでいる方が、仕事は見つかりやすいと思われます。
オフィス街から離れた職場も選択肢に入れる
多くの派遣社員が、いわゆる「オフィス街」での勤務という案件を希望しています。
オフィス街は交通の便がよいためさまざまな地域からアクセスしやすく、また付近に飲食店が多いためランチをする場所に困らないなどの理由で人気となっているのです。
そのためオフィス街にある企業は就業の倍率が高くなりますが、逆に言えばオフィス街以外の勤務地にも視野を広げることで、競争を避けることもできます。
企業の中には、「アクセスが不便」という理由だけであまり人が集まっていないところもあります。
そうした企業でも、条件をよく見てみると高時給で業務内容も充実しているケースが少なくありません。
ライバルが少ない状態で待遇のいい企業に応募できるのは大きなチャンスです。
通勤が便利であることに越したことはありませんが、他にも希望条件があるのであれば、「勤務地」を譲歩することをぜひ考えてみてください。
紹介予定派遣で使える!40代女性が採用されるコツ
前述のように、派遣法第26条では、企業が派遣社員を受け入れる場合に、労働者を選考し特定する行為が禁じられていますが、これには「紹介予定派遣を受け入れる場合を除く」という注釈が付いています。
なぜかというと、労働者を選考・採用する行為は雇用主固有の権限とされるためです。
通常の派遣であれば雇用主はあくまでも派遣会社なので就業先企業に労働者を選ぶ権利はありませんが、紹介予定派遣の場合は<いずれ自社の社員となる>という前提があるため選考を行うことが認められているのです。
つまり、もしも紹介予定派遣の案件に応募するのであれば、企業での面接をクリアしなければならないということになります。
ここでは、40代女性が紹介予定派遣に採用されやすくなるためのコツを紹介していきます。
実務経験のアピールの仕方を工夫する
これも前述しましたが、雇用機会均等法により、年齢を理由に採用の合否を決定することは禁止されています。
しかし、人材の経験やスキルを見るときには「年齢に対してどの程度か」という観点が入ることは当然のことです。
同じ「事務経験5年」であっても、20代の人であれば社会人経験のほとんどを事務職で過ごしてきたことになりますが、40代の人ならば、それがいつ頃の話なのか、どれくらい本人のスキルとして蓄積されているのかによって評価が大きく変わってきます。
こういったことを考え、職務経歴書や面接で実務経験を示す時には、応募している職種に近い経験を「点」でなく、なるべく「線」や「面」としてアピールすることを意識しましょう。
仮に40代の女性が事務職に応募し、実際の事務経験は30代の前半に5年間だったとします。
この場合、単に「30代の頃に5年ほど、事務職で働いた経験があります」というだけでは、面接官の印象として特にプラスにはなりません。
例えばですが「30代の頃に5年ほど事務職で働いていたため、オフィスソフトは一通り使えます。その後は販売職ですが、売上管理も行っていたためエクセルは継続的に使用しており、特に得意です」ならば、印象はずいぶん違うのではないでしょうか。
ただ「実務経験がある」というだけでなく、それによってできる分野を詳しく説明すること、また異なる職種で働いた期間についても、今回の職種に通じるスキルを探して積極的にアピールすることが大切です。
ヒューマンスキルとビジネスマナーを磨く
仕事をするうえで、経験や資格がとても大切ですが、それと同等かあるいはそれ以上に求められるのが"ヒューマンスキル"です。
「ヒューマンスキル」とは、日本語で「対人関係能力」とも言います。
ヒューマンスキルとは
派遣先の正社員や周囲の同僚とトラブルを起こさず、コミュニケーションをとれること。
対話がスムーズで、相手の話を聞いて話を理解できること。
面接自体も人と人とのコミュニケーションですし、採用後もどのような職場であれ社員同士のコミュニケーションは欠かせません。
他に応募者がいたとしても、ライバル以上に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえれば、採用に一歩リードできます。
とは言っても、特別なことが必要なわけではありません。
たとえば、面接には身だしなみに気を付け清潔感のある服装で行くことや、面接官の目を見て笑顔ではっきりと話すことなど、基本的なことを確実に行いましょう。
面接官に質問された時にはその内容をよく聞くこと、もしも言っていることがよく分からなければ適当に答えず「恐れ入りますが~という意味でよろしいでしょうか?」など、きちんと確認して次に進むことも大切です。
聞き返すことは決してマイナスではなく、会話のキャッチボールがしっかり成り立っていれば面接官から好印象を持たれますし、逆に分からないことをうやむやにする人は「仕事の現場でトラブルになりそう」と不安視されます。
40代であれば、面接官からも「社会人経験の長い人」という前提で見られるため、身だしなみやビジネスマナーがおろそかだととても目立つことを覚えておきましょう。
業務以外でも、職場の人間関係についてや若い人へのビジネスマナーのアドバイスなど、40代だからこそ活躍できるシーンはたくさんあります。
そのような時に頼りになりそうな人と思われるよう、信頼感のある態度を心がけることが大切なのです。
40代の派遣紹介に強い派遣会社を選ぼう
世の中には数多くの派遣会社があり、それぞれに特色があります。
40代以上の派遣社員が仕事探しを有利に進めるには、以下の点がポイントとなります。
紹介実績のある派遣会社を選ぶ
40代派遣社員なら、年齢層の高い人材への紹介実績が豊富な会社を探しましょう。
そのためには派遣会社に登録をする前にホームページや口コミをしっかりとチェックすることが大切です。
現在出ている求人案件を確認して「40代」というキーワードでたくさんの案件がヒットする会社なら理想的です。
また口コミでも、多くの場合投稿者の年代・性別が書かれているので、実際にその会社を利用した40代の人がどう言っているかということからも実情を推し量ることができます。
また個人ブログやSNSなどのツールも、あくまで一個人の意見ということは考慮しなければいけませんが、参考にしてみるといいでしょう。
余談ですが、派遣会社の中には社会保険に未加入だったり、掲載内容と実態が異なったりという悪質なところも稀に見受けられます。
そういった意味でも、検討している派遣会社については十分なリサーチをしてから登録する意識は必須です。
法令遵守や派遣社員のキャリア支援など、安心できるサービスを提供している派遣会社であることを確認する基準として、厚生労働省が定める「優良派遣事業者認定制度」がありますので、こちらも参考にしてみてください。
複数の派遣会社に登録する
ここがベストと思える派遣会社にすぐに出会えれば理想的ですが、実際にはなかなかそうもいきません。
また、1社だけに頼っていると、どうしても求人案件が限られてきます。
幅広い業種や職種をチェックするのには登録先を増やしましょう。
複数の派遣会社に登録したり、それぞれの会社からの連絡に対応するのは億劫に感じるかもしれませんが、多くの案件を紹介してもらえるということはもっと大きなメリットです。
また、登録先が多いことで、比較検討ができるという点も見逃せません。
同じ職場での仕事であっても、派遣会社によって給与が異なることはよくありますし、待遇面や研修制度などもそれぞれです。
良い仕事に出会うために、派遣会社はしっかりと見極めていきましょう。
派遣サーチが40代に特におすすめする派遣会社はテンプスタッフです。
テンプスタッフは、女性が創業者ということもあり、女性の目線に立ったサービスが充実している派遣会社です。
求人数が多く幅広い仕事を紹介してもらえますが、特に事務職の案件に強く、また正社員求人の紹介も可能なので「オフィスワークがしたい」「派遣から正社員というコースも視野に入れたい」という人はぜひ登録しておきましょう。
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自分のスキルや適性を見直して、年齢の壁を乗り越えよう
現実として、20代などの若い世代と比べ40代の派遣社員が仕事を探すのは難しい面も、ないとはいえません。
ただしそれを、単純に「年齢が高くなると採用されない」と解釈してしまうのはもったいない話です。
40代に求められているものは何か、40代だからこそできることは何かということを徹底的に分析していけば必ず道は開けるでしょう。
場合によっては希望条件を緩和するなど柔軟な姿勢も大切にしつつ、ぜひ前向きな仕事探しをしてくださいね。
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