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2024年11月 | 派遣会社 厳選3社
派遣社員は飲み会に参加するべきなのか?
結論から言うと、派遣社員は飲み会に参加する必要はありません。理由は単純で、飲み会は業務ではないからです。契約上、派遣社員は契約に書かれている仕事以外をする必要がないということになっています。もし、契約外の仕事を頼まれた場合は、それを断る権利があります。
みんな飲み会に参加してる?
派遣サーチでは、約500人の派遣経験者の方にアンケートを取りました。
派遣先での飲み会に関するアンケート結果
調査概要
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:派遣経験者
その結果、「基本的に参加する」と答えたのが2割強。同じくらいの2割強が「絶対に参加したくない」と回答しました。
派遣サーチでは、「同僚とランチに行くかどうか」についてのアンケートも取りましたが、飲み会のほうがランチよりも「行かない」と答える人の割合が少なかったです。
同僚とのランチに関するアンケート結果
「そもそも誘われない」という意見も見られました。
仕方なく参加している人も約1割いましたが、「派遣先によっては参加する」を含めると、約6割の人たちが派遣先の飲み会に積極的に参加しています。
派遣社員が派遣先の飲み会に参加するメリット
派遣社員が飲み会に参加するメリットには何があるでしょうか。飲み会に参加すると得られるかもしれないメリットを紹介します。
同僚の意外な一面を見ることができる
飲み会では、お酒が入るので、業務の話以外にもプライベートな話をする機会が多いと思います。普段はお堅い人がかわいい趣味を持っているなど、意外な一面を見ることができ、飲み会を通して、職場で「話しやすい人」が増える可能性があります。そうなると、職場でのお仕事が少し楽しくなるかもしれません。
仕事がスムーズに進む
飲み会で、どの人がどんな仕事をしているかということをざっくり把握ができると、仕事も進めやすくなります。話したことがあるかないかでちょっとした頼みごとのしやすさが変わるということが多々あると思います。普段仕事で交わることがない人にも、飲み会で「どんな仕事をしてるんですか」と聞いてみると良いでしょう。
飲食代の節約
会社公式のものなら、会社の方で飲食代を出してもらえる可能性があります。その場合は、飲食代の節約ができるという金銭的なメリットが得られるでしょう。
派遣社員が飲み会に参加するデメリット
飲み会に参加することで生じる可能性があるデメリットについても解説します。
プライベートな話をしなければならないことも
飲み会ではお酒が進むと、上司や同僚からプライベートな話を聞かれることも増えます。そういう話をしたくない人にとってはこれは大きなデメリットになるでしょう。はぐらかすこともできますが、会話が続かず気まずい雰囲気になってしまうかもしれません。
気を遣ってかえって疲れる
飲み会では、お酒を注いだり盛り付けをしたりなど、気を遣う場面も多々あります。そういった気疲れをしてしまうことで、翌日の仕事などに影響がでてしまう可能性もあります。
飲み会に参加したところで時給は上がらない
正社員の場合、飲み会で上司に気に入られることで昇進に近づく可能性もありますが、派遣社員の場合はそうはいきません。時給については、求人応募段階の契約内容で決まるので、時給を上げたい人は飲み会に参加する時間を勉強時間に充てた方がいいでしょう。
誘われたときの上手な断り方
冒頭で説明した通り、派遣社員には飲み会に参加する義務はないので、行かない理由は必要ないということになっています。理由を聞かれても、「答えたくないです」というのもOK。とはいえ、理由を言わないと気まずくなると思うので、ここでは角が立たない飲み会を断る理由を紹介します。
「用事がある」
正攻法なやり方ですが、これが最も効果的だと思います。「今日は、用事があって行けないです」「都合が悪いので不参加でお願いします」と言えば、「何の用事?」とそこまで聞いてくる人は稀です。「そうですか」で終了すると思うので、参加したくない飲み会に誘われたら、このように断りましょう。
「体調が悪い」
「用事がある」を使いすぎて少し気まずくなってきたら、次に使えるのが「体調が悪い」です。体調が悪そうな演技をしないといけないですが、これも飲み会に参加できない正当な理由ですし、「お大事に」で終了するのでおすすめです。
派遣会社の担当に相談する
あまりにも頻繁に誘われたり、誘いを断るのも面倒だ、というときは、派遣会社の営業担当に相談して、「自分は飲み会には参加しないスタイルだ」ということを伝えてもらいましょう。直接は言いにくいことも、派遣会社の担当を通じて伝えることができるのは、派遣のメリットのひとつです。
飲み会に参加する義務はない。参加したいと思ったら参加しよう
派遣社員は飲み会に参加する義務はないので、無理に参加する必要はありません。参加したくないなと思ったら、紹介した断り方などを使って断り、その時間を資格取得などに充てたほうが賢明です。
ですが、参加することで得られるメリットがあることも事実。話したい人がいる飲み会などには、積極的に参加し、同僚との会話を楽しんだり、仕事のやりやすさにつなげたりするのも、いいと思います。