島根県の介護派遣会社おすすめランキング! 介護のお仕事探しに
今回は、島根県でおすすめの介護派遣会社を一覧でご紹介します。未経験からベテランの人まで、安心して働くことができる優良の派遣会社を厳選!介護職でぜひとっておきたい資格取得支援からスキルアップ、日払い対応など、さまざまなニーズに対応した人材サービスをご紹介します。口コミや評判、求人数を比較しつつ、ぜひ自分に合った派遣会社を見つけてみましょう!
島根おすすめ派遣会社と、島根看護師おすすめ派遣会社は別ページで紹介しています。そちらも是非ご覧ください。
更新日: 2024年01月01日公開日: 2023年11月14日
島根県のおすすめ介護派遣会社比較表
【最新求人数別】島根でおすすめの介護派遣会社ランキング
島根県のおすすめ介護派遣会社を一覧でご紹介します。
島根県の介護職の有効求人倍率は2.89倍と、中国地方では鳥取県に次いで低い数値となっています。
介護職の求人は安定している傾向にあるため派遣の雇用形態による求人が少なく、大手派遣会社でも取り扱っていない場合があります。
島根県で介護職に就きたいと考えている人は、正社員やパート・アルバイトなどといった別の雇用形態で求人を探すことも選択肢の1つとなるでしょう。
地域別で見ると、松江市・出雲市を中心にいくつかの派遣求人が募集されています。
島根県の介護派遣会社の最新求人数別ランキングは以下のとおりです。
1位 | 35件 | |
---|---|---|
2位 | 12件 |
※2023年12月1日現在
島根県では現状2社しか派遣求人の募集がないため、派遣での雇用形態を希望の場合はスタッフサービス・メディカル・介護ワーカーの2社登録がおすすめです。
また、自分に合った求人が見つからない場合でも、非公開求人を紹介してもらえることがあるかもしれません。
もし気になる派遣会社があれば、ぜひ相談してみることをおすすめします。
介護ワーカー
介護ワーカーは、介護職の転職・就職活動を無料でサポートしています。
公開求人の多さはもちろん、施設・病院と強い関係性を持っていることもあり、非公開求人の数も豊富なようです。
介護ワーカーの転職・就職サポートを利用すれば、希望の求人が見つかるまで何件でも紹介してもらえますし、柔軟な面接の日程調整も可能。
提出書類や面接のアドバイスもしてもらえるので、転職・就職活動に自信がないという方も安心して利用できますね!
求人検索では「土日休み可」「ブランクありOK」「夜勤なし」「未経験歓迎」など様々な条件で探すことができて、制限がある中で働きたいと思っている人の強い味方になってくれるでしょう。
「自分に合う求人」が見つからない……という人でも、非公開求人を紹介してもらえる場合があるので、まずは相談してみることをおすすめします!
介護派遣求人数(島根県) | 12 |
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対応地域 | 全国 |
雇用形態 | 正社員 / パート・アルバイト / 派遣 / 紹介予定派遣 / 契約社員 |
職種 | 介護職 |
福利厚生 | - |
登録・面談方法 | WEB登録(60秒) / ヒアリング |
優良派遣事業者認定 | - |
労働者派遣事業許可番号 | 派27-302147 |
※2023年12月1日現在
スタッフサービス・メディカル【島根県の介護派遣求人数1位】
スタッフサービス・メディカルがおすすめな人
・介護・看護・医療関連の求人を探している
・業界数十年の実績ある派遣会社が良い
・未経験・資格なしでも働きたい
スタッフサービス・メディカルでは、介護・看護・医療事務のお仕事を豊富に取り扱っています。
「応募しても受からないんじゃないか……」と思っている人にこそ使ってほしいのがこのサービス。
担当者が就業するまでお仕事を紹介してくれるだけでなく、未経験・無資格OKのお仕事の紹介にも力を入れているんです!
年齢制限が心配な方も、中高年の方がたくさん就業している実績がありますからご安心ください!
また、初任者研修の資格取得支援をはじめとしたスキルアップのためのサポートも行っているので、未経験からでも十分社員を目指していくことができます。
そして、速払いサービスも導入されているので給与の日払いや週払いが可能な点も嬉しいポイントの1つ。
24時間申し込みOKなので、急な出費にも対応できるのが嬉しいですね!
介護派遣求人数(島根県) | 35 |
---|---|
対応地域 | 全国 |
雇用形態 | 派遣・紹介予定派遣 / 正社員・契約社員 / パート・アルバイト |
職種 | 介護・ヘルパー / 看護助手 / 医療事務・受付・クラーク / 看護師 / その他(コメディカル・保育士・調理補助など) |
福利厚生 | 有給休暇 / 社会保険 / 育児・介護休暇制度 / 定期健康診断 |
登録・面談方法 | WEB登録 / WEB応募 / 電話応募 / 登録会相談 |
優良派遣事業者認定 | 1802003(02) |
労働者派遣事業許可番号 | 派13-011061 |
※2023年12月1日現在
介護士派遣はどんな働き方?
登録型派遣
派遣元となる企業と雇用関係を結ぶ、一般的な派遣の形態です。
派遣期間が決まっており、期間の満了後から新しい仕事に就くまでは給与の支払いはありません。
常用型派遣
派遣元の企業に直接雇用され、別の企業へ出向という形で派遣される形態です。
派遣元企業に常に在籍するため、新しい仕事を紹介されない期間も給与が支払われます。
自身の希望に合う仕事に就けるとは限らないのがデメリットですが、給与の保証がされているのは大きなメリットです。
紹介予定派遣
派遣期間の終了後に派遣先企業と直接雇用を結ぶ前提で働く形態です。
試用期間を経て、派遣先企業、派遣社員の相互で条件が合ったら雇用を結ぶ形となります。
条件が合わなければ断ることも可能です。
派遣・正社員・パート・アルバイトの違い
派遣、正社員、パート・アルバイトでは以下のような違いがあります。
派遣 | 正社員 | パート・アルバイト | |
---|---|---|---|
雇用主 | 派遣会社 | 勤務先企業 | 勤務先企業 |
給与の支払い担当 | 派遣会社 | 勤務先企業 | 勤務先企業 |
雇用期間の制限 | 有り(※) | 無し | 1年 |
業務に関する指揮命令 | 派遣先企業 | 勤務先企業 | 勤務先企業 |
福利厚生 | 派遣元企業での法定福利厚生の適用 | 法定福利厚生 | 法定福利厚生(要件を満たした場合) |
※2015年9月の派遣法の改正により、同一の派遣先で働ける期間が3年となりました。
また2013年4月の労働契約法の改正により、有期労働契約の更新が通算5年を超えた場合、労働者の申し込みによって無期労働契約へ転換することが義務化されました。
派遣経由でお仕事している現役介護士アンケート
派遣会社を経由して介護士のお仕事をされている現役介護士の皆様20名へ、アンケート調査を行いました。
派遣でのお仕事をされたことのない介護士さんもいらっしゃると思います。
先輩介護士の皆様「だから派遣経由でお仕事しているんだよ」と言った意見を知ることで、きっと何かしらの参考になるはず!
と言うことで、是非ご覧ください。
【調査概要】
- 調査手法:派遣で働く介護士のインターネット調査
- 対象者:n=20名
- 男女比:女性12名、男性5名、回答したくない3名
- 年齢:20代 2名、30代 10名、40代 4名 50代 4名
- 調査時期:2022年5月17日~5月18日
派遣会社経由で介護士をしている理由を教えてください
※複数回答可
こちらの理由をお尋ねしたところ、一番多い回答は「育児/介護などの家庭と仕事を両立させる為」となりました。
続いて僅差で「前職での人間関係で悩んでいたか」「色々な職場を経験する為」「世紀よりも給料が高いから」と並びました。
尚、「その他」の項目も用意しましたが、そちらへの回答はありませんでした。
派遣会社経由でお仕事をされている介護士さんの多くは、上記理由で正規雇用ではない今のお仕事の仕方を選んでいるようです。
これからも派遣会社を通じて介護士を続ける予定ですか?
こちらの質問に対しては「将来的に正規雇用での介護士勤務に変更する予定」と回答された人が大多数となりました。
「家庭と仕事の両立」など、派遣会社経由でお仕事をされることに明確なメリットを感じてもそれは一過性のものと考えている人が多いと分かりました。
また、派遣勤務のデメリットも感じるからこその結果なのかもしれません。
派遣で介護士勤務を続けるデメリットがあれば教えてください
- 待遇・給与面 9
- 雇用が不安定 5
- 派遣先による対応・待遇の変化 1
- 派遣会社の対応が悪い 1
- その他 3
- なし 1
福利厚生や資格取得支援などの待遇面、ボーナスなどの給与面でデメリットや不満を感じている人が多いようです。
また、派遣=雇用の調整弁であり、元からいた社員の人が復帰されたら契約が切られるなどの「雇用が不安定」と言った意見も多くいただきました。
繰り返しにもなりますが、それらデメリットの面もあるからこそ、将来的には派遣から正規雇用の介護士になりたい!と思う人が多いのでしょう。
現在登録している派遣会社の数を教えてください
こちらをお伺いしたところ、派遣会社を複数社登録している介護士は全体の40%でした。
ただし、今回のアンケートで以下のご意見も頂戴しました。
会社とは思えない派遣会社は存在します。 担当者が連絡してこないタイプは要注意。
更新の有無の返事、契約書の催促はこちらからしなくてはなりません。
私はトラブルが起きるまで待たせてもOKな人扱いになってました。
期日を気にしない、期日の過ぎた契約書を普通郵便で発送するなど、ビジネスマナーの皆無、契約に対して無法状態の会社は存在します。
トラブルの多い派遣会社や担当者は、やたら反省や改善しますを口にしますが、派遣社員はおかしな会社や担当者の向上のために登録していません。
たくさん派遣会社はありますから、おかしいなと思ったらすみやかに他に行った方が、身のためです。
全てが全てこのような派遣会社ではありません。
ですが、1社に限定すると大きな機会損失になるかもしれません。
このことから、当サイトでは複数派遣会社の登録をおすすめしています。
介護職のおもな現場・勤務先
一口に介護職といっても、サービス形態ごとにお仕事の内容は大きく変わります。
まず介護サービスは大きく、「居宅サービス」、「施設サービス」の2つに分かれます。
居宅サービスの中には訪問介護、デイサービス、介護付き有料老人ホーム、グループホームなどが含まれます。
一方「施設サービス」は、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設などで働くお仕事です。
介護サービスのおもな種類
- 居宅サービス
訪問介護デイサービス
介護付き有料老人ホーム
グループホーム - 施設サービス
特別養護老人ホーム
介護老人保健施設
利用者がどのサービスを受けることになるかを決めるのは、8段階ある要介護度。
要介護度が自立の場合はサービスを利用する必要がありませんが、要支援1と2の場合は介護予防サービスを、要介護度1から5にあたる場合は居宅サービスか施設サービスのいずれかを受けることになります。
訪問介護
訪問介護は、要介護の利用者の自宅を介護職が訪問し、サービスを提供します。
食事や入浴、排泄といった身体介助を行うこともありますが、掃除や調理といった生活援助、また買い物や病院の付き添い、選挙の投票などの外出に対応する場合もあり、利用者によってサービス内容が変わります。
多くの場合は夜勤がなく、日中の対応が多いのが特徴です。
また、基本的には1対1での対応になるので、利用者と密にコミュニケーションをとりながら、寄り添った介護ができます。利用者の一人一人と丁寧に接していきたいという方に向いているでしょう。
デイサービス
デイサービスは、デイサービスセンターに日帰りで通う利用者に対して、介護サービスを提供します。
仕事内容は送迎や食事・入浴・排泄などの身体介助のほか、レクリエーションや機能訓練なども行っています。
利用者の顔が毎回異なるため、初対面でも臆せずコミュニケーションを取れる人や、イベントの企画が得意な方に向いているお仕事になります。
基本的に夜勤はないですが、「お泊りデイサービス」を実施している施設の場合は、夜勤が発生することもあるので注意が必要です。
介護付き老人ホーム
介護付き有料老人ホームは、介護サービスが付帯した高齢者向けの居住施設です。
施設によっても異なりますが、基本的には自立して生活できる人から要介護度5の人まで入居できます。
利用者の状況に合わせて介護サービスを提供するため、幅広い介護知識を得たい方におすすめです。
また、高級ホテルのように設備が整っている施設もあるので、丁寧な言葉遣いなどの接遇マナーや、立ち振る舞いを学べる場合も。
接客業の経験がある方は、前職の経験を活かすチャンスかもしれません。
グループホーム
グループホームは、高齢者向け施設の中でも、認知症のある要介護者に特化した施設です。
利用者それぞれの症状に合わせて、認知症の進行をゆるやかにすることを目指しながら、介護職と利用者複数人で共同生活を行います。
介護職は身体介助も行いますが、調理や掃除、洗濯などの生活援助、レクリエーションも実施しながら、自宅に近い環境で生活できるようサポートします。
グループホームでは少人数ケアをしているため、寄り添う介護をしたい方におすすめ。
また、家事経験で得たスキルを活かせる場でもあります。
特別養護老人ホーム(特養)
特別養護老人ホームは、自立生活が難しい要介護度3以上の利用者向けの居住施設です。
主に認知症や寝たきりの状態などの要介護者の支援を行います。
施設のタイプは大きく分けて2つあり、1つは「従来型」で、4人で1つの部屋に居住します。
もう1つは「ユニット型」で、一人一部屋の個室を備えたタイプです。
従来型では大勢のスタッフで大勢の利用者に対応するので、初心者が先輩の動きを見て学ぶのに最適。
ユニット型は少人数のスタッフで対応するため、介護技術を全般的にできるようになる必要があり、スキルがおのずと磨かれていきます。
介護老人保健施設
介護老人保健施設は、医療機関などで入院していた要介護者が、自宅生活に復帰するためのサポートを行う場です。
要介護度1から5までの幅広い層が入居対象なので、様々な利用者に対応することになります。
また、医師やリハビリ職などの他職種と連携して業務を進めていくので、リハビリテーションや医療的な知識を身に着ける良い機会になるだけでなく、チームケアを経験することが可能。
それに、利用者が回復して、嬉しそうに自宅へ帰っていく様子を見られるのは嬉しいものですよ。
介護の仕事例
介護の仕事内容は、大きく3つに分けられます。
「身体介護」と「生活援助」、そしてレクリエーションや事務業務を含む「その他」のお仕事です。
介護といえば身体介護のイメージを持たれることが多いですが、どれも利用者の生活を支える大切な仕事です。1つずつ内容を見ていきましょう。
介護のおもな仕事例
- 身体介護
食事介助、排泄介助など - 生活援助
買い物、掃除、食事の準備など - レクリエーション
イベントの企画、電話応対、事務作業など - 夜勤業務
夕食の準備や起床、就寝介助など
身体介護
身体介護は、要介護者の身体に直接触れて行う介助です。主な身体介護は、食事介助、入浴介助、排泄介助、移乗介助の4つがあります。
食事介助は、利用者の食事を見守ったり、自力で食事のできない要介護者の口に食事を運んだりする業務を指します。また、入浴介助は、一人で湯船に移動することが難しい利用者の身体を支えたり、衣類の着脱の介助、洗身や洗髪を行います。
排泄介助は、トイレへの移動や衣類の着脱の介助、おむつ交換を行う業務です。そして移乗介助は、ベッドから車いすへの移動を介助したり、車いすでの移動や歩行を介助します。
利用者の要介護度によって行う業務が大きく変わるため、働く施設によっても、よく行う身体介護が変わることでしょう。
生活援助
生活援助は、利用者の身体に直接触れず、買い物や掃除、食事の準備など、日常の手伝いを行う業務を指します。
本人に対する援助が対象のため、草むしりや窓ふきなどは対象外です。特別な技術は必要なく、家事の延長で行える業務も多いため、無資格者でも比較的行いやすい業務といえます。
レクリエーション
その他の仕事の中には、レクリエーションや電話応対、事務作業などが含まれます。
レクリエーションでは、身体や脳の機能を保つために、利用者に楽しんでもらえるイベントを企画し、実施します。
電話応対では、利用者の家族など外部からの連絡や、利用者の受付を行います。主にケアマネや事務員が行いますが、介護職も対応する場合も多いです。
事務作業では、必要な備品の補充・管理や、事故報告書などの記入、利用者に関する情報の管理などがあります。
職場によっては、これ以外の業務を行う場合もあり、幅広い対応が必要になるでしょう。
介護職の夜勤
介護では日勤だけでなく、夜勤の求人も出ています。中には夜勤だけを行う、夜勤専従で働く人も。
介護職の夜勤は、夕食の準備や食事介助、就寝・起床介助など、日常生活のサポートをしながら、ナースコールに対応したり、定期巡回を行います。
夕方の16時半から翌朝の9時半まで働くなど、一度あたりの労働時間は長いですが、仮眠を取る時間は設けられていますし、夜勤手当がつくので、日勤よりも給料が高くなります。また、施設によっては21時から7時までなど、時間の短い「ショート夜勤」の場合もあるので、事前に確認してみましょう。
介護職であるといい資格
介護職では、業務にまつわる資格を取ることで専門性を磨いたり、介護技術をスキルアップさせることができます。
多くの職場では資格手当があるので、給与を上げることも可能です。
介護資格の中には、比較的簡単に取れるものや、実務経験が一定期間以上必要なもの、試験を突破する必要があるものまで、様々な資格があります。
介護職であるといい資格
- 介護職員初任者研修
- 介護職員実務者研修
- 介護福祉士
- ケアマネージャー
また、こちらで紹介する以外にも、福祉用具専門相談員や重度訪問介護事業者など、業務に役立てることのできる資格がたくさんあります。
学んだ経験をもとに介護をすれば、自信を持って介護ができるだけでなく、仕事のモチベーションにもつながりますので、ぜひ色々な資格取得に挑戦してみましょう。
初任者研修
介護職員初任者研修は、最初に取るべきおすすめの資格です。
介護の基礎知識を学ぶことができ、介護実務の入門的な資格な資格にあたります。
初任者研修から実務者研修へステップアップし、国家資格である介護福祉士を目指すのが基本的なキャリアアップの流れです。
この研修を修了することで、介護の基礎的な知識や技術を身に着けている証明になるので、利用者の身体に直接触れる身体介護ができるようになります。
また、介護の求人では初任者研修以上の資格が必要になる施設も多く、資格を取ることで求人の選択肢を広げることが可能。
仕事や育児と両立しながらでも比較的取得しやすいので、未経験や無資格で介護の仕事を始めたいと思っている方も、まずはこちらの資格に挑戦してみるといいでしょう。
実務者研修
介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修の上位資格にあたる資格です。
かつてのホームヘルパー1級や介護職員基礎研修に相当し、医療的ケアや喀痰吸引などを含めた、より実践的な知識や技術を学びます。
修了には450時間の研修を受ける必要があり、初任者研修よりも難易度が高くなっています。
次のステップである介護福祉士を取得する場合、実務者研修の修了は受験要件になっている場合があるので、さらにキャリアアップしていきたい人には必須の資格といえるでしょう。
実務者研修を受けるために初任者研修を修了している必要はありませんが、基礎をしっかり固めるという意味でも、初任者研修から順に受講するのがおすすめです。
介護福祉士
介護福祉士は、介護業界の中でも重要な位置づけにあり、最も取得がおすすめな資格です。
特に、業務の中でリーダー格になるためには必要な資格であるといえるでしょう。
資格を取得すると、より良い介護サービスを利用者に提供できるという証明になるだけでなく、他の介護職員に専門知識や技術を伝える仕事も任されるようになります。
応募できる求人の幅は広がり、無資格の時と比べると5万円以上の月収アップが見込める資格です。
取得のためには、①福祉系の高校を卒業する、②養成施設に通う、③実務経験を積んだ上で実務者研修を修了する、といういずれかのルートを通ることになります。
ケアマネージャー
ケアマネージャーは、要介護者がどのような介護サービスを受けるかというケアプランを作成するお仕事です。
これまで紹介してきた資格とは少し違って現場で介護をするのではなく、利用者と事業者の橋渡しをしたり、ケアプランに合わせて介護が行われているか確認を行うケアマネジメントが主な仕事です。
ケアマネージャーの資格を取得するには、福祉や看護などで国家資格を持ち、5年以上の実務経験を積んだ上で、試験に合格し、実務経験を修了する必要があります。
取得難易度はかなり高いかもしれませんが、介護職員に比べると身体的な負担が少なめであり、自分の作成したケアプラン次第で利用者の生活の質を大きく向上させることもできるので、やりがいを感じることができるでしょう。
介護派遣のメリット
介護派遣には、以下のようなメリットがあります。
1つずつ見ていきましょう。
介護派遣のメリット
- アルバイトと比較して給与が高くなりやすい
- 残業がなく、生活スタイルに合った働き方ができる
- 未経験でも始めやすい
アルバイトと比較して給与が高くなりやすい
介護派遣のメリットは、やはりパートやアルバイトと比較すると、賞与がないぶん、高給与な傾向にあることでしょう。
無資格で働いた場合、パートでの平均時給は1,169円ですが、派遣介護で働いた場合の平均時給は1,301円にもなります。
さらに初任者研修や介護福祉士などの資格を取ることで、手当がついてさらに給与が高くなります。
働く地域や施設にもよりますが、場合によっては介護福祉士を取ると時給1,600円から2000円の相場で働けるようです。
また、残業や夜勤をした場合は時給の割り増しと言う形で上乗せされるので、さらなる給与アップが望めます。
残業・深夜手当は通常時給の1.25倍。パートやアルバイトでは夜勤がない場合が多いですが、派遣なら夜勤に正社員並みに入ることができる施設もあるので、その際は正社員以上の給与を目指すことができるんです。
残業がなく、生活スタイルに合った働き方ができる
時間」「休日」「就業先」など働きやすい環境を自分で選ぶことが可能です。
重視したい点があるかたには、派遣という働きかたはおすすめになります。
勤務日数や時間に融通をきかせてもらえることが多いため、ライフワークバランスを大切にしたい人にも適しています。
未経験でも始めやすい
未経験OKな求人も多いので、業界未経験者でも就業することができます。
無資格でも働けて、就業しながら資格取得サポートをしてくれる派遣会社も多いので安心して働くことができます。
介護派遣のデメリット
一方で、介護派遣には以下のようなデメリットもあるので注意が必要です。
介護派遣のデメリット
- 職場によって働く環境が大きく異なってしまう
- 同じ派遣先で働く期限があり、仕事も安定しにくい
職場によって働く環境が大きく異なってしまう
調べずに派遣会社に登録すると「時給が低い」「交通費が支給されない」「福利厚生が充実していない」という可能性があります。
少しでも好条件で働くためには、事前に派遣会社のリサーチや営業担当者に確認することが大切です。
同じ派遣先で働く期限があり、仕事も安定しにくい
就業中の求人案件が終了した際に、次の就労まで空白の期間ができる可能性があります。
正社員と比べると仕事の安定性は低くなるのが現実です。
また、派遣先で働ける期限が決められていて、最長でも3年しか働けません。
派遣契約は3ヶ月の短期契約になるので、色々な職場を見たいかたにはメリットですが、同じ職場で長く働きたい人にはデメリットになる可能性もあります。
介護派遣がおすすめな人
派遣の介護職は、以下のような人におすすめできるでしょう。
介護派遣がおすすめな人
- 人と接する仕事がしたい人
- 家事や育児と両立したい人
- 趣味やプライベートの時間も大切にしたい人
- 高い時給で働きたい人
- 給与をなるべく早めに受け取りたい人
人と接する仕事がしたい人
人と接する仕事が好きな人には、介護職はおすすめです。
介護職は、常に人と接するお仕事であり、利用者さんやスタッフと数多くコミュニケーションをとることになります。
多くの人に感謝される機会の多いお仕事でもあります。
利用者さんから「ありがとう」とお礼を言われた時に何よりもやりがいを感じる、という人も少なくありません。
家事や育児と両立したい人
介護に限った話ではありませんが、派遣では週ごとの働く日数や時間の希望を出して働くので、自分のライフスタイルに合った働き方ができます。
週3の6時間勤務など短期間・短時間で働くこともできるので、家事・育児との両立はもちろん、趣味やプライベート、介護以外のお仕事にも興味があって、ダブルワークをしたい人にもおすすめです。
趣味やプライベートの時間も大切にしたい人
派遣はパートやアルバイト、場合によっては正社員よりも比較的高時給な傾向にあります。
介護職は給与が少ないというイメージがありますが、介護職に就きつつ、なるべく高い時給で働きたい人には介護派遣が向いているといえるでしょう。
高い時給で働きたい人
より高収入を得たいという人にも、介護派遣は向いていると言えます。
特に夜勤専従なら日給数万円で働ける求人もあるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
給与をなるべく早めに受け取りたい人
派遣会社によっては、日払いや週払いサービスをやっている会社もあります。
月払いが基本ではありますが、月々の給料日の前に、なるべく早く給与を受け取りたいという人も、派遣での働き方がおすすめです。
介護派遣会社の選び方
介護派遣会社は数多くありますが、どのような基準で選べばよいのでしょうか。
派遣会社に初めて登録するという人は、専門のアドバイザーがいる派遣会社を選んだほうがよいでしょう。担当者が求人の紹介から面接のスケジュール調整まで、親身になって行ってくれます。
介護派遣に慣れているという人は、希望条件を事前に考えた上で、求人数の多い派遣会社を選ぶのがいいかもしれません。数が多ければ、それだけ条件に合った派遣先が見つかる可能性も高くなります。
他にも派遣会社を選ぶ際のポイントを、以下で紹介していきます。
資格取得がしやすい
介護派遣で働きながらステップアップしていくうえで、介護の資格を取得しやすい環境にあるかどうかはとても重要です。
資格取得に必要な費用を補助していたり、講座を開いていたり、取得後に手当がついたりする派遣会社もあるので、事前に待遇をチェックしておきましょう。
福利厚生の充実さ
派遣会社を選ぶうえで、福利厚生がどこまで充実しているかは、必ず確認しておきましょう。
有給休暇、社会保険など最低限の保障はもちろん、レジャー施設や宿泊施設の割引など、プライベートが充実するサービスもあるかどうかもチェックしてみると良いですね。
介護に特化した会社かどうか
派遣会社がどこまで介護に特化しているところなのか、チェックしておくのも重要です。
担当者が介護に理解がある人や経験者であれば、より職場の実情を把握していることも多く、自分に合った派遣先を紹介してもらえる可能性があります。
地域に特化しているか
働きたい地域・都市に強い派遣会社かも気にしておくと良いでしょう。
求人数が豊富かどうかはもちろん、自分の希望条件に合った求人が多いかどうか、通いやすいところに求人数が多いかなど、チェックしておくことをおすすめします。
地域密着型の派遣会社であれば、他の派遣会社では取り扱っていない非公開求人を紹介してもらえるケースもあります。
日払いが可能かどうかで選ぶ
日払いや週払い制度を使いたいと思っている人は、派遣会社が対応しているかどうかをまずチェックしておきましょう。
例え日払いや週払いに対応していても、申請方法や前払い可能かどうかなど、細かいところが会社によって異なります。
事前によく確認して、制度を使いやすい会社を選ぶのがおすすめです。
介護派遣のよくある質問
介護派遣でよくある質問をまとめました。
ブランクがあるけど大丈夫ですか?
派遣会社によってはブランクのあるかたを対象とした事前研修を用意しています。
介護職は需要が高いのでブランクがあることは問題になりません。
社会保険に入れますか?
派遣会社によって変わりますが加入要件を満たせば加入することができます。
満たすべき加入要件については、派遣会社の担当者に質問してみましょう。
有給休暇はとれますか?
雇用形態に関わらず労働基準法で定められているため、有給休暇取得は可能です。
年齢制限はありますか?
派遣会社に年齢制限はありませんが、有している求人によって紹介できる年代が派遣会社で変わってきます。
派遣先の見学は可能ですか?
多くの企業は派遣会社に登録している人材の企業見学を許可しています。
情報漏洩防止の観点から職場の見学ができない場合もあるため、派遣会社に確認が必要です。
介護派遣の現状はどんな感じですか?
介護派遣はまだまだ人手不足で人材の需要は増えています。
派遣社員、正社員に関わらず介護士の人材募集枠は減ることはないでしょう。
また、介護士の待遇面の改善も検討されており、より働きやすいお仕事へ調整が行われています。
まとめ
島根県でおすすめの介護派遣会社や、介護の仕事内容、介護職に向いている人などについてまとめました。
介護は確かに大変な仕事ですが、資格を取って着実にキャリアアップできる仕事であり、求人の全体数が多いため、自分に合った職場を探しやすい仕事でもあります。
特に介護派遣なら、自分のライフスタイルに合わせて仕事を探せるので、比較的続けやすくなっています。こちらで紹介したポイントを意識しながら、介護の派遣会社を探してみましょう!
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どの派遣会社が良いんだろう?イマイチ決め所が分からない!そんな時は、 他の人が決め手にした派遣会社のポイント を参考にしてみましょう♪
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