需要が高まりつつあるヘルパーのお仕事!いったい何をするの?

超高齢社会といわれる日本では、高齢者の暮らしを支えるヘルパーの需要が高まりつつあります。それに伴って派遣の仕事でも、ヘルパーの募集が増えてきています。ヘルパーの仕事に興味はあるけれど、具体的な仕事内容が今ひとつよくわからないという人もいるかもしれません。そこで今回は、ヘルパーの仕事内容について詳しく解説します。

1.ヘルパーの2つの仕事とは?

ヘルパーとはどのような仕事なのか、今ひとつよくイメージできない人もいるかもしれません。ヘルパーの仕事内容は大きく2つに分けられます。ここからは、それぞれの仕事内容について解説します。

身体介助

 身体介助とは、介護が必要な人の体に触れて行う介護サービスです。身体介助には大きく分けて3つあります。まずは利用者の生活を助けるために体に直接触れなければならない仕事です。たとえば、食事や清拭、入浴、排泄などをサポートが主な仕事内容として挙げられます。そのほかに、利用者のADLや意欲の向上を目的として行うサービスがあります。ADLとは「Activities of Daily Living」の略語で、日常動作のことを指します。つまり食事や清拭、入浴、排泄などのサポートなのですが、ADLや意欲の向上という場合には、利用者がそれらの動作をできなくなるのを予防するためにサポートするという意味合いが含まれます。

最後に、専門的な知識や技術を必要とするものです。たとえば、嚥下困難者に対する流動食や糖尿病食のような特別な配慮が必要な食事は本来医師や管理栄養士が行うことです。しかし、レシピを見て料理するなど、この作業をヘルパーが代わりに行った場合には身体介助となります。 

生活援助

生活援助は、利用者の日常的な家事のサービスを提供するのが主な仕事内容です。たとえば、洗濯や買い物、調理などです。利用者本人やその家族が行えない介護保険の適用内にある家事をヘルパーの視点で行います。注意するべきポイントは、生活援助はあくまでも利用者本人のために行われるサービスだということです。利用者が元気だった際に家族の代わりに行っていたことは介護保険の適用外となるため、生活援助には含まれません。具体的には、利用者本人以外の部屋の掃除やペットの世話などです。ヘルパーの仕事として行う家事代行は、あくまでも介護の一環であるということです。

2.ヘルパーが増えている理由

 ヘルパーの仕事が増えているのは、日本の社会状況が大きく影響しています。総務省の発表によれば、日本の人口は約4分の1が65歳以上の高齢者となっています。しかもその数は今後さらに増えていくと予想されているのです。いわゆる超高齢社会です。これはヘルパーのように高齢者を介護する仕事の需要が、これから先も高まっていくということでもあります。介護職にもさまざまな職種がありますが、とりわけ介護福祉士やケアマネージャーは専門性が高く、数年の実務経験や国家試験を通過することが条件とされています。誰でもすぐになれる職種ではないのです。

そこで、いずれは介護福祉士になりたいという人や、資格は持っていないけれど介護の仕事に就きたいという人は介護職の経験を積むためにヘルパーの仕事から始めることになります。ヘルパーは指定された養成研修を受講すれば誰でもなれるからです。もちろん、そうしてヘルパーとして現場に出れば即戦力として責任のある働きが期待されます。ヘルパーは他業種から転進しやすいということもあり、派遣でも仕事が豊富にあるというわけです。 

3.介護福祉士とヘルパーの違い

ヘルパーとよく似た仕事に介護福祉士があります。両者の違いがよく分からないという人も多いでしょう。そこで、ここからは介護福祉士とヘルパーの違いについて解説します。

仕事

介護福祉士とヘルパーの仕事にはそこまで大きな差はありません。どちらも身体介助や生活援助によって高齢者や障がいのある利用者の生活を支援するのが主な仕事内容です。現場に出れば、介護福祉士かヘルパーかはあまり問題にはなりません。ヘルパーも介護福祉士と同じように、介護施設で働く人もいれば、訪問介護(ホームヘルパー)として活躍する人もいます。とはいうものの、介護福祉士になるためには経験と知識がなければなりません。そうしたことから、介護福祉士は現場の責任者としてヘルパーに指示を出す役割を与えられることが多いです。

資格

介護福祉士は国家試験に合格しないと名乗ることができません。一方、ヘルパーの仕事は特定の資格がなくてもはじめることができます。ただし、身体介護を行うホームヘルパーの仕事をするためには、厚生労働省が行っている実務者研修と介護職員初任者研修を受講することが義務付けられています。実務経験が3年以上ないと受験できない介護福祉士とは違い、介護職員初任者研修は誰でも受講することが可能です。介護職員初任者研修は130時間の基礎知識・倫理・実務に関する講義を受けた後、最後に試験があります。この試験に合格することで、ホームヘルパーの資格を取得できます。

待遇

 一般的に、ヘルパーと介護福祉士では待遇が異なることが多いです。介護福祉士の多くは正社員や契約社員としての求人ですが、ヘルパーは短時間労働やパート・アルバイトなどの求人が目立ちます。介護の業界で正社員や契約社員として安定して働きたいのであれば、介護福祉士を目指したほうがよいでしょう。一方、派遣やパート・アルバイトとして短期間や短時間だけ働きたいのであれば、ずっとヘルパーのままでも問題ありません。

現場での仕事内容は介護福祉士もヘルパーも大差はありません。しかし、給与に関しては介護福祉士になると基本手当や資格手当などがつきます。そのため、ヘルパーよりも介護福祉士のほうがより高いお給料をもらえるでしょう。平成26年に行われた厚生労働省の発表では、介護福祉士とヘルパーでは月におよそ2万4000円の賃金差があるとされています。 

4.ヘルパーのやりがい

ヘルパーの仕事は体力面や精神面で辛いことも多いですが、その分やりがいも感じられるといわれています。そこで、ここではヘルパーのやりがいにはどのようなものがあるか、詳しく解説します。

深い関係を築ける

ヘルパーの仕事をしていると、介護サービスの利用者とマンツーマンで接することになります。そうすると自然にその利用者と深い関係になっていき、感謝の言葉を直接もらえるようなこともあるでしょう。また、訪問介護ではなく介護施設で働く場合には、多くのスタッフと連携をとりながら業務を行うことになります。そのため、職場の同僚とともに協力し合いながら仕事ができます。とはいうものの、そういった人間関係にわずらわしさを感じる人は、基本的に一人で仕事をする訪問介護のほうが向いているかもしれません。

働く時間を決められる

ヘルパーの仕事は正社員や契約社員だけでなく、パートやアルバイト、登録派遣などさまざまな働き方があります。パートや登録派遣だと短時間の仕事も多いので、子育て中の人や親の介護をしなければならない人など、家庭の状況で長時間働けない人でも仕事ができます。また、短時間の勤務であればヘルパーとは別に本業があるダブルワークで働く、というスタイルも可能です。ヘルパーは短時間勤務の求人が多いからこそ、自分のライフスタイルを守りながら仕事ができます。しっかりと仕事をしながらプライベートも充実させられるというのも大きなやりがいとなるでしょう。

介護の仕事に興味があればヘルパーから始めてみよう!

もしも介護の仕事に興味があるのであれば、まずはヘルパーの仕事から始めるとよいでしょう。ヘルパーの仕事は自分に合わせた働き方ができるので、ダブルワークをしたいという人にもおすすめです。現場で経験を積むことでキャリアアップすることも可能です。介護職でキャリアアップを目指す人、空いた時間を使って効率的に仕事をしたい人はヘルパーの仕事を始めみてはいかがでしょうか。

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